こども料理塾 クックルー

こども料理塾クックルーのブログです。こどもがワクワクしながら料理を作ることで、大人になってから自立した生活をするために必要な教養やスキルを身につけちゃう*そんな場をつくっています。

クックルーの施設設立の見送りのご報告

クックルーのGOさんこと、五十嵐豪です。

当初の予定でしたら5月オープンに向けて3月に建物引き渡しの予定でしたが、ブログを通して応援していただいていた方にご報告があります。

クックルーの施設設立計画を見送る結論に至りました。

 

結論の背景は3月に開業運営資金の調達が困難になったことです。

すべての用意が揃ってできると思っていた矢先のことだったので、僕自身もショックでした。当時は金融機関の担当者さんもできると思っていたし、できない方向性を疑うこともなく、入念な確認をすることをしていませんでした。

 

ブログを応援頂いていた方には申し訳ありません。

クックルーの施設は無期限に見送りとしました。

 

また施設にチャレンジするか、というとそれはわかりません。

「子供がワクワク料理を楽しんでいたら才能資質が育まれ、自分らしく暮らす力を身につけられる」環境をつくることがクックルーの理念とする方向軸であり、今後は料理教室への出張や主催をメインに活動し、クックルーの基礎を築いていくことを考えています。

 

活動はこのブログで引き続きご報告します。

 

 

 

1年を費やしたプロジェクトが終わりました。

Facebookでクックループロジェクトを見送ることを表明した3月から、僕が取り組んでいるのはクックルーの母体であるフードクリエイティブファクトリーの本業に全力を尽くすことです。社会を素敵にするインパクトのあるプロジェクトを立ち上げるには本業でしっかり社会的投資を補うだけの仕事をしなければならないと感じました。5月末までは本業にフルコミットすることを宣言し、日々仕事に明け暮れています。

クックルー再始動は6月です。それまではしばらく期間が空きますが、新たに活動をするための準備期間として見守っていただけましたら幸に思います。

 

クックルーのスタッフを検討される方へ向けた資料を作りました

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中野区の児童発達支援&放課後等デイサービス、

こども料理塾クックルーの五十嵐豪ことGOさんですヾ(*°▽°*)

 

ついにできました!全力で作りました!

クックルースタッフ検討用〜資料〜♪(どらえもんが道具を出すイントネーション) 

 

クックルーで働こうかな、どうしようかな、何を具体的にやるのかわからないし、不安があるよ。という方がいらっしゃるだろうと思ってつくった資料です。

僕たちの想いをしっかりと書かせていただきました。

クックルーの意図に共感し、一緒にクックルーをつくる人と仕事がしたい。

そんな形で気持ちが届いたら嬉しく思います(^^)

 

自分で作っていて、読んでいてテンションの上がる資料です。

この世界観がめちゃくちゃ好きだな〜と、改めて好きを確認しました!

 

*まだ事業資料を読んでいない方は先に事業資料を先にご覧ください!

 

 

▼こちらがスタッフ資料です!(ノ*゚▽゚)ノ

 

 

 

 

クックルーではオープニングスタッフを募集しています!(^^)

 

cookrew.hatenablog.com

 

 

ボランティアスタッフも募集中です^^

ボイスチャット(オンラインの音声通話)でミーティングをしたり、クックルーブログの執筆や、遊びの内容を考えるチームです♪

 

 

クックルーの資料をつくりました(^o^)

 

こんにちは!中野区の児童発達支援&放課後等デイサービス

こども料理塾クックルーのGOさんこと五十嵐豪です(^o^)/

 

クックルーの事業資料ができました。

Slide shareというサービスを使ってみたら、資料が瞬時に公開できるんですね。

しかも埋め込みできてめちゃくちゃ使いやすい。

 ぜひごらんください〜!

 

 

クックルーではオープニングスタッフも募集しています!(^^)

 

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ボランティアスタッフも募集中です^^

ボイスチャット(オンラインの音声通話)でミーティングをしたり、クックルーブログの執筆や、遊びの内容を考えるチームです♪

 

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子育てのアウトソーシングではない クックルーが引き受けない3つのこと

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どうも!中野区鷺宮のこども料理塾クックルーです(^o^)/

GOさんこと五十嵐豪がお送りします^^

 

今日はクックルーが引き受けないことを書きます。

クックルーの在り方を感じ取っていただけるスタッフと働きたいし、利用者の親御さんにもクックルーの在り方を感じ取っていただける方と前進に関わりたいと思っています。

これを呼んでみて、クックルーを明確にここからを引き受けるよ、ということを感じていただけたら幸いに思います。

 

引き受けないこと1 集団教育に馴染めるように

自分らしく暮らす力を身に付けることがクックルーの在り方なので、学校の普通学級に馴染むための訓練は引き受けません。

クックルーが「普通級の教育を受けることが幸せ」としていない背景があります。

GOさんは普通級に通いましたが、普通級が幸せとか、皆と同じ教育を受けられることで人生の選択の幅が広がるかと言われたら、そうは感じません。

自分の人生の選択を決めるために必要だなと思ったのは、人と違う選択をしたりどんな自分がいてもOKな自己承認、チャレンジ精神、創作意欲や想像力、自分の能力以上にパワフルに自分を力づけてくれる責任感、コミュニケーション力、周りをよく観察する力や段取りを考える力、どれもクックルーが料理で養おうとする能力です。

普通級に行くからといって誰もが自分らしく幸せを見つけるわけではありません。でも自分らしく幸せを見つけるための力を養うことはできると考えています。

 

例えば朝の会でお歌を歌って、絵本を読み聞かせて、という訓練は保育園でやればいいのであえてクックルーではやらない。

 

普通学級と同じ教育を受けられるようにする訓練をあえてすることはしないけど、遊びを通して椅子に落ち着いて腰掛けていられるようにすることはやります。

遊びを通して体幹筋を養ったり、柔軟性を高めたりすることで楽に椅子に座っていられる体づくりはします。

またおやつを作って、お茶を淹れて、リラックスの時間を楽しむ感性を掴むことで落ち着いて穏やかに座っていることで得られることを体感します。

さらに座って作業をすることで、やりたいことに集中したり、学びたいことに集中することで得られることを体感します。

 

引き受けないこと2 親御さんが家でやればいい訓練

親御さんが家でやればいいと考える訓練は引き受けません。

クックルーではクックルーだからこそ意義のある遊び・トレーニングで満たしたいからです。

クックルーは1日あたり3時間です。

この時間を家でやればいい訓練にしておくのは勿体ないし、こどもにとっても親御さんにとっても損失と考えています。

第三者の大人がこどもの「初めて挑戦すること」に寄り添って一緒に成功も失敗も越えていくということはとても貴重で、大切な体験です。

一般にはこどもと料理を家でやろうと思うと、とても時間がかかり、お母さんが一人で作ったほうが早いし、やってあげたほうが楽です。

つい手をだしてしまったり、口を出してしまうもの。

こどもがやり方を編み出すまで寄り添うのは難しいですね。

お母さんもいつまでもこどもの挑戦を見守っている時間がありません。

それにこどもが思いっきり料理できる環境と時間をつくるのは、なかなか困難なことと思います。

クックルーはこの貴重な環境と時間をつくることに、時間をつくりたいです。

 

例えばトイレトレーニング、トイレを一人でできるように訓練することは家か保育園でやればいい。

料理のように、第三者の大人が寄り添ってこどものやりたいように料理をつくれるようになる訓練は、家でやろうとすると何時間も親が見守っていないといけないので困難ですがクックルーが専門的に引き受けることで楽しくできちゃうのです。

成功しても、失敗しても、楽しかった(^o^)/

成功経験だけがこどもを成長させるなんてことはなく、失敗しても次またやりたいと悔しさを通り抜けて再チャレンジの意欲が湧いてくるように寄り添うことを大切にしています。

クックルーにいる貴重な時間をトイレトレーニングで潰すのはもったいないし、家でもできるじゃんということをあえてする必要はないと考えています。

 

引き受けないこと3 褒めて伸ばす

クックルーはこどもを褒めません。スタッフを褒めることもしません。

褒めるという「評価」が身についてしまった大人は苦しくなると考えるからです。

植物に肥料を与えるように、褒めれば褒めるほど、一見相手も喜んでいて前進しているように見えますが、副作用の効果のほうがよっぽど怖い。

褒められることしかやらない、低評価されるような失敗は隠蔽したり、評価があがらないとあらば人の足を引っ張ったり、評価される人間をいじめたりするかもしれません。

大人の無意識なコミュニケーションがこどもに生きづらい影響を与える可能性があります。

 

僕の師匠である、人間のパラダイムを扱う専門家の岸英光氏は「認める子育て」を推奨されています。

褒めることは、当事者のいないバーチャルなコミュニケーションと言われています。「Aちゃんすごい!」という言葉の中に貴方がいない、Aちゃんはただ中身のない評価だけをされてしまいます。

その結果、何がよかったのだろう、曖昧に相手に伝わり、なんとなく褒められることだけやってみるという、自分がこうありたい事よりも評価を優先して育ってしまう危険があります。

一方で認める子育ては、偽らない気持ちのを相手に表現することです。

「Aちゃんがお手伝いしてくれて、僕は嬉しい」

「Aちゃんがお手伝いしてくれて助かっちゃったよ。ありがとう」

「すごい」や「いいね」ではなく、具体的で明確に相手の行動と自分の気持ちがひも付けられて伝わることで、コミュニケーションが明確ですね。

「お母さんを助けたいから、お手伝いする」という明確な意図で行動する子になったら、素敵と僕は感じます。

岸さんの著書のリンクも貼っておきます。

「ほめない子育て」で子どもは伸びる

「ほめない子育て」で子どもは伸びる

 
失敗する子は伸びる

失敗する子は伸びる

 

 

以上でした。子育てのアウトソーシングではなく、クックルーはこどもが自分らしく暮らしを楽しめるように育つことを意図した場です。

暮らしを楽しむという行動は意図的ですね。

こどもの意図が育つ環境をつくることがクックルーの使命にあるなと、書いていて気付かされました。

 

就活で消耗しちゃった大学生へ あなたを必要としている世界があるよ。ボランティアへいこう。

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児童デイサービス、こども料理塾クックルーのGOさんこと五十嵐豪です(´∀`∩

公私共にお世話になっている方から、こんな相談を頂きました。

同郷に就活でうまくいかなかった大学生がいて、力になってあげたい。クックルーで求人募集をしていないかという相談でした。

 

クックルーは人の仕事のクオリティが施設のクオリティに直結するので未経験の若手に研修することは今は考えていないですが、相談ならいつでものるとお返事しました。

僕は相談頂いた方が流石だなぁと思ったのですが、就活に消耗した大学生を社会事業者に紹介するという選択を考えてくださったことが素晴らしい。

 

就活って比較と評価の繰り返しなんですね。

売り手の学生にとって、商品は自分です。

断られることは、自分を否定されたように感じてしまうかもしれない。

それは消耗しちゃうかな〜。って気の毒に想いました。

 

社会に必要とされていないんじゃないかって自己嫌悪感があるかもしれない

私の生きてきたことって何だったんだろうって自己否定するかもしれない

このまま職にもつけないかもしれないって不安や心配や怖さをもつかもしれない

 

僕はボランティアをおすすめしました。

今のあなたを必要としている人、場所があるよってことを感じて欲しいと思う。

偽らなくていい、盛らなくていい、志望動機や学歴や自己PRは要らない。

あなた自身がいる、手を貸す、それだけでどれだけの素晴らしいことがあるか知る。

手を貸すつもりが、自分自身に学びをくれることもあります。

労働をお金に変えることだけでない、お金に変わらなくていい感謝が返ってくる。

 

その行動を見ている人がいる。

「あなた」って素敵だね、素晴らしいね、って感じ取ってくれる人がいる。

応援したいねって助けてくれる人がいる。

うちの会社で手が足りないんだ、手を貸してよ、って頼まれるかもしれない。

そのあなたの行動が仕事に繋がるかもしれない、それどころか仲間や応援してくれる人や今の自分を認めてくれる人がたくさんできた。やればやるほど、増えていく。

就活に命を使う、ばかりじゃなくても幸せに働くことってできるんじゃないかな。

 

就活で消耗しちゃった大学生へ、よかったら試しに徹底的に今のあなたが社会に貢献してみてよ。

社会があなたをウェルカムしてくれたら、社会人ですよ。

そんなあなたに社会が頼みたい仕事がいっぱいあるよ。

いっぱい仕事引き受けて素晴らしく応じれば、会社員だって起業家だって簡単。

 

卒業までに就職を決めなきゃ!なんて思わなくていい。

それって誰が決めたの、あなたがあなたでいて素晴らしく輝く場所を見つけられたら儲けモノと僕は思います。

 

 

クックルーでは学生・社会人問わずボランティアスタッフを募集しています。

土日などの時間を利用して一緒にクックルーをつくりませんか?

クックルーに限らず、素晴らしい活動をされている社会事業家さんはたくさんいるので、門を叩いてみてはいかがでしょう。 

 

クックルーはボランティアを募集しています

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一緒にこども料理塾クックルーをつくるボランティアスタッフです。

こどもの遊びを考えたり、地域連携のイベントを企画したり、ごはん会や料理教室を企画したり。

福祉と料理と地域活性をキーワードにおもしろいことをいっぱいつくる仲間と出会えたら嬉しいです。

 

応募方法

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Emailにて、info「@」foodcreativefactory.com(「 」はとります)へボランティアスタッフ募集の件でとご連絡ください。

お名前、連絡先、応募の経緯を添えてメッセージをお送り頂けましたら幸いです。

志望動機も、履歴書も要りません。

学生も社会人もOK〜!素敵な社会人がたくさんいるので学生にはぜひ参加頂けたら幸いです。

 

 

(拡散にご協力頂けたら嬉しいです)こども料理塾クックルーの求人情報

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天才こども料理塾クックルーのGOさんこと、五十嵐豪(農業スタイル)ですヾ(*°▽°*)ノ

クックルーの求人募集情報です。

素晴らしいスタッフとともに素晴らしい施設をつくりたいと思っています。

宜しければ多くの方に届くように、拡散にお力添えを頂けましたら幸いです。

 

天才こども料理塾クックルーとは

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こどもがワクワク料理をしてたら才能・資質が引き出されて自分らしく暮らす力を身につける、障害児デイサービス施設です。

 

クックルーは障害児を支援する認可施設です。

・未就学児向けの発達訓練や保育を中心とした児童発達支援

・小学生〜高校生向けの居場所や発達訓練を中心とした放課後等デイサービス

 

障害児と家族が障害があっても自分らしく夢を描き、挑戦して、誰かへの貢献につながる、そんなことが当たり前に起きて障害に区別があっても差別がいらない社会をつくることがクックルーの観るビジョンです。

 

クックルーってどんなことをするの?

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クックルースタッフの仕事は、とてもシンプル。

こどもが自分らしく暮らす力を身につけられるように、こどもと一緒に遊ぶことです。

遊ぶことが仕事というと「仕事というのは甘くない」とか「真剣にこどもと向き合って欲しい」という気持ちになる方もいるかもしれません。

ふざけているわけではなく、クックルーは真剣にこどもと遊びます(ノ*゚▽゚)ノ

 

僕は沖縄の障がい児福祉施設で、親子料理セミナーに登壇ささせていただきました。

初めて障がい児と遭遇するときは「怖い」という印象をもっていました。

事前下見の際に、ドキドキしながら施設の扉を開けたら、全然かわいいこどもやないかーい!と面食らったことがあります。

「障がい児」っていう響きはなんだか特別な感じがするし、馴染みがない人にはわからないものに対して怖い印象をもつかもしれません。

「障がい児」を特別視しているのは「世間の見方」の方です。現実はただのかわいいこどもです。クックルーでは軽度の障害と判断されるこどもが対象となっています。障がい児とのふれあいが未経験の方でも安心して関わっていただけましたら嬉しいです。

 

沖縄では親御さんとこどもと一緒に「うまくやらなくてもいい、楽しく作ろう」という約束をして料理をしました。

一番驚いたのは親御さんの方だったようです。

・うちの子はできないと思っていたのに積極的に料理に取り組んでいて、しかもできてることに驚いた。

・普段は絶対に食べない 野菜を完食していて驚いた。

・こどもと後日習った料理を一緒につくってみた。普段会話ができなかったのですが、料理を通してこどもとコミュニケーションできる機会ができて嬉しかった。

親御さんから長い文章で感謝の言葉をメールで頂いたこともあります。

僕がやったことは「楽しく遊んだだけ」です。

こどもは自然と生活に必要な事を学び、積極性や自主性や責任感が開花していきます。

 

日本語で「教育」という言葉は英語でeducationといいます。

educationの語源はラテン語のeducare。

意味は「引き出す」という動詞です。

日本の教育はこどもに与えるものという感覚が強いと僕は思いますが、本来こどもがもっている力は大人が思っているよりもずっと素晴らしいものです。

クックルーはこどもと「楽しく料理で遊ぶこと」を通して、自分らしく暮らす力を身につける場所にしたいと思っています。

 

クックルーはこんなところです

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クックルーは今まさに認可申請中の施設です。

3月下旬に内装が完成する予定です。写真はないので見取り図を貼りますね。

中野区の西武新宿線鷺ノ宮駅から徒歩3分、東と北向きにメインストリートに面した前面窓があり日当たりのほどよい物件です。

 

食の世界で「食育」という言葉が浸透しているように、障害福祉の分野には「療育」という言葉が浸透しています。

クックルーの考える療育は自分らしく暮らす力をつけるための遊びです。

料理をすること、リラックスする環境をつくってお茶すること、食材などお買い物にいくこと、動き回って発散したりトレーニングすること、海に出かけること、山に出かけること、四季を感じること、全てが「自分らしく暮らす力をつける」ために遊びや暮らしを考えます。この全てを生活訓練の場としています。

 

お昼ごはんもおやつも、テーブルに座っててもでてきません。自分で作ります。

だからお家で料理をつくってくれる人や、料理を提供してくれる飲食店の方に感謝を感じるんです。 

1日定員最大15名のフロアには大人が常時3〜4名います。

料理の手付きがおぼつかないこどもに寄り添って、大人が見守る環境ってお家ではなかなかできません。大人がやった方が早いし、安全です。それでも失敗も成功もこどもが自分ごととして取り組める環境を作ることがなによりも大切なことと考えます。

スタッフは料理が上手な人でなくて構いません、ただこどもと料理を一緒に「楽しむ」人でいてほしいと望んでいます。失敗も成功もこどもと一緒に通り抜けましょう。

 

施設にとどまらず、外に遊びに行ったりもします

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外は刺激がたくさんあります。

商店街を散歩したり、八百屋さんを手伝ったり、公園を散策して季節を感じたり、お弁当をつくってピクニックに行ったり、BBQをしに行ったり、畑にいってみたり。

クックルーはこどもが自分らしく暮らす力を身につけられるように、のびのびとこどもが本来もつ素敵なパワーを引き出す遊びを企画します。

スタッフは遊びが大好きな方や、サプライズバースデーパーテイなどで人に喜んでもらう企画が大好きな人がぴったりと思っています。

 

障がい児ってどの程度のことを言うの?

3歳〜高校生までと幅広く、軽度の障害や発達遅れと判断されるこどもが通います。

軽度の障害って何かって、普通よりちょっと物覚えが悪かったり、落ち着きがなく感じたり、同年代の子ができることが困難だったりしたら障がい者と判断されています。

軽度の障害と判断されるこどもと接したら、驚くと思います。これが障がい児?

クックルーに通所するこどもは、軽度の落ち着きがないとされる多動症のこどもや、発達障害のこども、特定のことが覚えにくい学習障害や、コミュニケーションが苦手と言われている自閉症など、軽度の障害と大人に判断されているこどもです。

クックルーではこどもが自分らしく暮らす力をつける環境を作ることで、自分らしく成長して活躍し、障害がある人とない人に区別はあっても、差別がなくどちらも支え合う社会をつくることを理念としています。

どうか「障がい児」ってできない人、与えてあげなきゃいけない、などと固定観や解釈をもたずに「一人の人間でこども」で事実とだけ向き合って、その子が自分らしく暮らす力を身につけるにはどんな環境を作ろうかと考えて接してほしいなと考えています。

 

なぜ障害児が料理をするのか

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料理は自立生活に欠かせないからです。

包丁や火を危ないからといって触らせないと、衣食住の「食」は誰かに依存します。

これでは食を選ぶ知識もありません。食べたいと思う物だけを食べるようになり、偏食、糖尿病など生活習慣病につながるばかりか、自分で体調をコントロールすることもできません。

障害児から包丁や火を取り上げることは簡単です。しかしあえて危険な目や怪我をすることによって気づく大切なこともあるとクックルーは考えます。例えば

 

・感動する

嬉しい、おいしい、幸せ、など感情を表現する大事な感性です。

この感性が育っていないと、悲しい、辛い、悔しい、という感情を掴めなくて自分を大切にできないばかりか、人がどんなときに悲しいのか、辛いのかをわからない。

自分の中にある感情の輪郭を掴むことは、人に起きる感情を感じ取る感覚です。

人に優しくなったり、やり甲斐ある仕事を見つけたり、大切なことですね。

 

・感謝する

料理って一からつくると時間や手間がかかることに気づきませんか。

僕が美味しく食べるために、考えてくれた工夫や、食べやすくする気遣い、美味しくなるように試行錯誤したり、食材を買い物してくれたり、生産してくれたり、犠牲になった命もある。

料理をすることによって、感謝の深さが変わりますね。

感謝することは、相手を認める感性です。相手を認めることを通して、自分を認める感性が養われると、自分が自分でいていいんだ、自己肯定感が育つとクックルーは考えます。

 

・痛みを知る

失敗して手を切っちゃった!痛い!

包丁って当たると痛いんだね。包丁を持って歩くときは人や自分に当たらないように気をつけるよ。危機管理や慎重さの感性が養われます。

あとは自分が痛みを知っているということは人の痛みを知ることにつながります。

身体の痛みもあれば、心の痛みもある。こう言ったら痛いかな、相手の内面を探る観察力や洞察力も人と一緒に社会を生きるには大切な感性です。

 

他にもたくさん、素晴らしいことがありますよ!

そんな素晴らしい変化をこどもと家族につくることで、皆が心地よく生きられるようになるんじゃないかな。そんなクックルーを一緒につくる仲間を募集します。

 

求人職種

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・児童発達支援管理責任者

・指導員

 

児童発達支援管理責任者について

必須条件:A〜Dのいずれかを満たしていること(職場から証明書が必要になります)

A 障害または老人福祉への相談・指導支援の実務経験が5年以上

児童相談所発達障害者センター

福祉事務所保健所

市町村役場

身体(知的)障害者更生相談所

障害児入所施設

老人福祉施設

介護老人保健施設

精神保健福祉センター

地域包括支援センター

障害者職業センター

障害者雇用支援センター

盲学校や聾学校

 B 障害または老人福祉、医療機関において介護や介護に関する指導、職業訓練や教育の実務経験が10年以上

障害児入所施設

障害者支援施設

老人福祉施設

介護老人保健施設

療養病床老人居宅介護等事業

障害福祉サービス事業

障害者更生施設

身体障害者療養施設

障害者授産施設

障害者福祉ホーム

身体障害者福祉センター

知的障害者デイサービスセンター

知的障害者通勤寮

精神障害者社会復帰施設

病院・診療所

薬局

訪問看護事業

盲学校や聾学校

 C Bの実務経験を5年もつ上で、下記の資格のいずれかを保有

社会福祉士

保育士

訪問介護員2級以上に相当する研修を修了 

D 以下の国家資格の業務に5年以上従事していて、AorBの実務経験を3年以上

医師

歯科医師

薬剤師

保健師

助産

看護師、准看護師

理学療法士作業療法士言語聴覚士

社会福祉士

介護福祉士

あん摩マッサージ

指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師

栄養士・管理栄養士

精神保健福祉士

  

児童発達支援管理責任者の業務

・個別計画

利用者の児童と親御さんと面談し、個別に計画を立てます。

部活のコーチのように、個々にどんな結果を得ようか、できるを増やすのか、得意を伸ばすのか、苦手を扱って世界を広げるのか、一人一人の方針を決めます。

・マネジメント

施設の方針をスタッフで議論して決めたり、勤怠シフト表や給与申請や予算管理があります。

・こどもと遊ぶ

指導員の一員として遊びやトレーニングを企画します。

・クックルーを発信する

 クックルーの取り組みや結果をブログやSNSメールマガジンなどで世の中に伝えることで、福祉業界にこんなに楽しくてこどもの力が育つアプローチがあるのかと知っていただきたいと思っています。

 

児童発達支援管理責任者に求める資質

・ゼロから施設を立ち上げるため、チャレンジ精神が重要と考えています。面談では過去のチャレンジの実績を伺えたら幸いです。

・実質施設での運営リーダーになるので、人から言われたことをこなすではなく、自分から役割を見つける人が必要と思っています。

・「一緒に施設とこどもと親御さんの未来をつくる」ということに主体的に取り組む資質。人任せにしない、でも自分ばかりで背負いこまない。

・素直さ。人の意見や要望について真剣に検討する。耳の痛い言葉も聴く器量。

・面談では相手を尊重し、我に固執することなく、「自分が答え」としない資質。個人の違いを認め、画一的な対応に甘んじることなくプロとしての意識をもって児童の個性と向き合う。

必ずしも最初から全てが揃っていなくても構わないと思っています。ただクックルーをつくる上でとても大切なことと思いますので、一緒に取り組んでいきましょう。

 

児童発達支援管理責任者の給料・年収・条件

給料:25万円〜50万円

*面談により取り決め、原則施設の成長への寄与とともに昇給。

賞与:施設の業績によりあり

年収イメージ:300万円〜600万円+賞与

社会保険:あり

交通費:月額2万円まで

年次有給休暇:最大10日(6ヶ月経過後)

週休:2日(シフト制)

*祭日は施設営業日のため平日の勤務と変わりません

勤務時間:8時間(休憩有)

勤務地:東京都中野区(首都圏内で転勤の可能性有り)

試用期間:4ヶ月

選考方法:履歴書(写真添付)、職務経歴書をEmailで送付の上、面談し、10日以内にEmailまたは電話で結果通知 

 

指導員について

指導員は療育遊びのリーダーです。3歳〜5歳の未就学児にはオムツを替えたり、トイレトレーニングと言われる、洋式トイレで用を足せるようにすることも大切な自分らしく暮らすための生活訓練と考えています。

保育士のボランティアサポートを受けて研修やアドバイスをしていただける機会があるので初めからプロのおむつ替えができることを求めていません。

なにより重視したいのは、こどもに寄り添って一緒に色々な体験をして、嬉しいことも残念なことも一緒に乗り越えていく姿勢と考えています。

指導員の業務

勤怠表や給与申請や予算管理などの管理業務があります。

指導員としてこども達と一緒に遊んだりトレーニングをします。

 

保育士(指導員)に求める資質

・ゼロから施設を立ち上げるため、チャレンジ精神が重要と考えています。面談では過去のチャレンジの実績を伺えたら幸いです。

・実質施設での運営リーダーになるので、人から言われたことをこなすではなく、自分から役割を見つける人が必要と思っています。

・「一緒に施設とこどもと親御さんの未来をつくる」ということに主体的に取り組む資質。人任せにしない、でも自分ばかりで背負いこまない。

・素直さ。人の意見や要望について真剣に検討したり、声にならない声を聴く力。

・「保育は育てる」主従関係をつくることなく、児童が「育つ」環境と信頼関係づくりをする感性。自分自身の素敵なところを認めていて、相手の素敵なところを認め、こどもを偽りなく愛す感性。

 

保育士の給料・年収・条件

給料:25万円〜50万円

*面談により取り決め、原則施設の成長への寄与とともに昇給。

賞与:施設の業績によりあり

年収イメージ:300万円〜600万円+賞与

社会保険:あり

交通費:月額2万円まで

年次有給休暇:最大10日(6ヶ月経過後)

週休:2日(シフト制)

*祭日は施設営業日のため平日の勤務と変わりません

勤務時間:8時間(休憩有)

勤務地:東京都中野区(首都圏内で転勤の可能性有り)

試用期間:4ヶ月

選考方法:履歴書(写真添付)、職務経歴書をEmailで送付の上、面談し、10日以内にEmailまたは電話で結果通知 

 

クックルーの一日

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 クックルーは2部に分かれています。

・10:00〜13:00までの未就学児の児童発達支援の部

・14:00〜17:00までの小学生以上クラスの放課後等デイサービスの部

2部合わせて、1日の定員は10名です。

 

料理ばかりではありません。(スタッフは料理が得意でなくてもOK)

公園や商店街やお寺などを散策したりすることで季節を感じたり、泥でお団子をつくってみたり、知らない大人たちに遊んでもらったり。

リラックスする時間を楽しむためにお茶を淹れて、ゆったりと過ごすことを学んだり。

 

土日は放課後等デイサービスで、平日にはできないような料理をしてピクニックにいったり、ダンスのプロの先生に踊りを教えて頂いたり、太鼓を叩かせていただいたり、アイデアの数だけこども達の世界が広がります(^o^)/

児童発達支援管理責任者、保育士(指導員)の大切な仕事は目の前にいる児童が「できる」ことを増やして好きなことを見つけたり、「楽しい、嬉しい」をたくさん発見して自分や他人を愛したり、「痛い、悲しい」をたくさん体験して人の気持ちを察したり、こどもと親御さんが過ごす暮らしの時間を素敵にするサポートをすることと考えています。

 

運営体制は常勤スタッフが2名、1日3〜6時間を勤務するパートタイムスタッフが10名以上在籍してシフトを組み、1日あたり3名〜5名が常に配置されている状態を理想としています。

常勤スタッフはシフトをコントロールする役割が重要だし、働く環境をつくることも大切です。

 

クックルーの想いに基づいて、一緒に未来のクックルーをつくる仲間の参加をお待ちしています。

 

応募方法

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Emailでinfo「@」foodcreativefactory.com( 「 」は とってください)へ写真付き履歴書と職務経歴書を添付の上、ご送付ください。

1次募集期限は2月15日です。

 

 

クックルーの開業は5月1日です。それまでにはたくさんの準備があります。

面談および雇用契約を結ぶ際に相談の上、勤務開始日を決めます。

素晴らしい仲間とクックルーをつくれることをGOさんは心よりお待ちしています(ノ*゚▽゚)ノ

 

合わせてお読みいただきたい 

cookrew.hatenablog.com

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落ち着けない子供がいるのは仕方ない。落ち着いた時間を過ごす楽しさを教えよう。

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天才こども料理塾クックルーのGOさんですヾ(´∀`○)ノ

今日はFCF横丁という毎月定例の感謝祭の準備です。

 

クックルーができるまでの奮闘する体験をシェアしよう!と思ってこちらロードオブクックルーのカテゴリー、お時間のあるときは初めからどうぞ^^

cookrew.hatenablog.com

 

さてクックルーの内装を考えるプロセスとなりました。

今のスケッチはこんな感じ。

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調理のコンロやシンクを大きな部屋につくりたかったのだけど、ここをキッチンにしたら広さの制限に引っかかって認可がおりないそうです。

 

クックルーで大事にしたいことがあります。

それは「リラックスの時間を楽しむこと」です。

 

子供にリラックスって教えますか?

動いたり何かすることは教えても何もしないことって教えないですよね。

こどもは動くもの、遊ぶもの、という大人からの見方でこどもを見てるってことありませんか。

 

こうやって一息ついて休憩しながら、お話ししたり、心を落ちつけたりするんだ。

落ち着いた時間を楽しむ、ということはあまりこどもに教えていないもの。

だけど大人に付き合ってこどもが飲食店にいったときは、うるさい、いい加減にしろ、という言葉が聞こえてくることがあります。

 

こどもの立場としては難しいよね〜。

だって生まれてから、その感覚知らないもの。

だからね、リラックスを楽しむ時間をつくりたかったの。

 

こどもがお茶を淹れたり、飲み物をつくったりして、会話を楽しんだり。

おうちでお母さんが一息つきたいときには、かまってほしいし走り回りたいけど、今はお母さんも落ち着きたい時間なんだな、って一緒に楽しむことができる。

こうなったら素敵じゃないですかヾ(*°▽°*)ノ