こども料理塾 クックルー

こども料理塾クックルーのブログです。こどもがワクワクしながら料理を作ることで、大人になってから自立した生活をするために必要な教養やスキルを身につけちゃう*そんな場をつくっています。

(拡散にご協力頂けたら嬉しいです)こども料理塾クックルーの求人情報

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天才こども料理塾クックルーのGOさんこと、五十嵐豪(農業スタイル)ですヾ(*°▽°*)ノ

クックルーの求人募集情報です。

素晴らしいスタッフとともに素晴らしい施設をつくりたいと思っています。

宜しければ多くの方に届くように、拡散にお力添えを頂けましたら幸いです。

 

天才こども料理塾クックルーとは

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こどもがワクワク料理をしてたら才能・資質が引き出されて自分らしく暮らす力を身につける、障害児デイサービス施設です。

 

クックルーは障害児を支援する認可施設です。

・未就学児向けの発達訓練や保育を中心とした児童発達支援

・小学生〜高校生向けの居場所や発達訓練を中心とした放課後等デイサービス

 

障害児と家族が障害があっても自分らしく夢を描き、挑戦して、誰かへの貢献につながる、そんなことが当たり前に起きて障害に区別があっても差別がいらない社会をつくることがクックルーの観るビジョンです。

 

クックルーってどんなことをするの?

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クックルースタッフの仕事は、とてもシンプル。

こどもが自分らしく暮らす力を身につけられるように、こどもと一緒に遊ぶことです。

遊ぶことが仕事というと「仕事というのは甘くない」とか「真剣にこどもと向き合って欲しい」という気持ちになる方もいるかもしれません。

ふざけているわけではなく、クックルーは真剣にこどもと遊びます(ノ*゚▽゚)ノ

 

僕は沖縄の障がい児福祉施設で、親子料理セミナーに登壇ささせていただきました。

初めて障がい児と遭遇するときは「怖い」という印象をもっていました。

事前下見の際に、ドキドキしながら施設の扉を開けたら、全然かわいいこどもやないかーい!と面食らったことがあります。

「障がい児」っていう響きはなんだか特別な感じがするし、馴染みがない人にはわからないものに対して怖い印象をもつかもしれません。

「障がい児」を特別視しているのは「世間の見方」の方です。現実はただのかわいいこどもです。クックルーでは軽度の障害と判断されるこどもが対象となっています。障がい児とのふれあいが未経験の方でも安心して関わっていただけましたら嬉しいです。

 

沖縄では親御さんとこどもと一緒に「うまくやらなくてもいい、楽しく作ろう」という約束をして料理をしました。

一番驚いたのは親御さんの方だったようです。

・うちの子はできないと思っていたのに積極的に料理に取り組んでいて、しかもできてることに驚いた。

・普段は絶対に食べない 野菜を完食していて驚いた。

・こどもと後日習った料理を一緒につくってみた。普段会話ができなかったのですが、料理を通してこどもとコミュニケーションできる機会ができて嬉しかった。

親御さんから長い文章で感謝の言葉をメールで頂いたこともあります。

僕がやったことは「楽しく遊んだだけ」です。

こどもは自然と生活に必要な事を学び、積極性や自主性や責任感が開花していきます。

 

日本語で「教育」という言葉は英語でeducationといいます。

educationの語源はラテン語のeducare。

意味は「引き出す」という動詞です。

日本の教育はこどもに与えるものという感覚が強いと僕は思いますが、本来こどもがもっている力は大人が思っているよりもずっと素晴らしいものです。

クックルーはこどもと「楽しく料理で遊ぶこと」を通して、自分らしく暮らす力を身につける場所にしたいと思っています。

 

クックルーはこんなところです

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クックルーは今まさに認可申請中の施設です。

3月下旬に内装が完成する予定です。写真はないので見取り図を貼りますね。

中野区の西武新宿線鷺ノ宮駅から徒歩3分、東と北向きにメインストリートに面した前面窓があり日当たりのほどよい物件です。

 

食の世界で「食育」という言葉が浸透しているように、障害福祉の分野には「療育」という言葉が浸透しています。

クックルーの考える療育は自分らしく暮らす力をつけるための遊びです。

料理をすること、リラックスする環境をつくってお茶すること、食材などお買い物にいくこと、動き回って発散したりトレーニングすること、海に出かけること、山に出かけること、四季を感じること、全てが「自分らしく暮らす力をつける」ために遊びや暮らしを考えます。この全てを生活訓練の場としています。

 

お昼ごはんもおやつも、テーブルに座っててもでてきません。自分で作ります。

だからお家で料理をつくってくれる人や、料理を提供してくれる飲食店の方に感謝を感じるんです。 

1日定員最大15名のフロアには大人が常時3〜4名います。

料理の手付きがおぼつかないこどもに寄り添って、大人が見守る環境ってお家ではなかなかできません。大人がやった方が早いし、安全です。それでも失敗も成功もこどもが自分ごととして取り組める環境を作ることがなによりも大切なことと考えます。

スタッフは料理が上手な人でなくて構いません、ただこどもと料理を一緒に「楽しむ」人でいてほしいと望んでいます。失敗も成功もこどもと一緒に通り抜けましょう。

 

施設にとどまらず、外に遊びに行ったりもします

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外は刺激がたくさんあります。

商店街を散歩したり、八百屋さんを手伝ったり、公園を散策して季節を感じたり、お弁当をつくってピクニックに行ったり、BBQをしに行ったり、畑にいってみたり。

クックルーはこどもが自分らしく暮らす力を身につけられるように、のびのびとこどもが本来もつ素敵なパワーを引き出す遊びを企画します。

スタッフは遊びが大好きな方や、サプライズバースデーパーテイなどで人に喜んでもらう企画が大好きな人がぴったりと思っています。

 

障がい児ってどの程度のことを言うの?

3歳〜高校生までと幅広く、軽度の障害や発達遅れと判断されるこどもが通います。

軽度の障害って何かって、普通よりちょっと物覚えが悪かったり、落ち着きがなく感じたり、同年代の子ができることが困難だったりしたら障がい者と判断されています。

軽度の障害と判断されるこどもと接したら、驚くと思います。これが障がい児?

クックルーに通所するこどもは、軽度の落ち着きがないとされる多動症のこどもや、発達障害のこども、特定のことが覚えにくい学習障害や、コミュニケーションが苦手と言われている自閉症など、軽度の障害と大人に判断されているこどもです。

クックルーではこどもが自分らしく暮らす力をつける環境を作ることで、自分らしく成長して活躍し、障害がある人とない人に区別はあっても、差別がなくどちらも支え合う社会をつくることを理念としています。

どうか「障がい児」ってできない人、与えてあげなきゃいけない、などと固定観や解釈をもたずに「一人の人間でこども」で事実とだけ向き合って、その子が自分らしく暮らす力を身につけるにはどんな環境を作ろうかと考えて接してほしいなと考えています。

 

なぜ障害児が料理をするのか

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料理は自立生活に欠かせないからです。

包丁や火を危ないからといって触らせないと、衣食住の「食」は誰かに依存します。

これでは食を選ぶ知識もありません。食べたいと思う物だけを食べるようになり、偏食、糖尿病など生活習慣病につながるばかりか、自分で体調をコントロールすることもできません。

障害児から包丁や火を取り上げることは簡単です。しかしあえて危険な目や怪我をすることによって気づく大切なこともあるとクックルーは考えます。例えば

 

・感動する

嬉しい、おいしい、幸せ、など感情を表現する大事な感性です。

この感性が育っていないと、悲しい、辛い、悔しい、という感情を掴めなくて自分を大切にできないばかりか、人がどんなときに悲しいのか、辛いのかをわからない。

自分の中にある感情の輪郭を掴むことは、人に起きる感情を感じ取る感覚です。

人に優しくなったり、やり甲斐ある仕事を見つけたり、大切なことですね。

 

・感謝する

料理って一からつくると時間や手間がかかることに気づきませんか。

僕が美味しく食べるために、考えてくれた工夫や、食べやすくする気遣い、美味しくなるように試行錯誤したり、食材を買い物してくれたり、生産してくれたり、犠牲になった命もある。

料理をすることによって、感謝の深さが変わりますね。

感謝することは、相手を認める感性です。相手を認めることを通して、自分を認める感性が養われると、自分が自分でいていいんだ、自己肯定感が育つとクックルーは考えます。

 

・痛みを知る

失敗して手を切っちゃった!痛い!

包丁って当たると痛いんだね。包丁を持って歩くときは人や自分に当たらないように気をつけるよ。危機管理や慎重さの感性が養われます。

あとは自分が痛みを知っているということは人の痛みを知ることにつながります。

身体の痛みもあれば、心の痛みもある。こう言ったら痛いかな、相手の内面を探る観察力や洞察力も人と一緒に社会を生きるには大切な感性です。

 

他にもたくさん、素晴らしいことがありますよ!

そんな素晴らしい変化をこどもと家族につくることで、皆が心地よく生きられるようになるんじゃないかな。そんなクックルーを一緒につくる仲間を募集します。

 

求人職種

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・児童発達支援管理責任者

・指導員

 

児童発達支援管理責任者について

必須条件:A〜Dのいずれかを満たしていること(職場から証明書が必要になります)

A 障害または老人福祉への相談・指導支援の実務経験が5年以上

児童相談所発達障害者センター

福祉事務所保健所

市町村役場

身体(知的)障害者更生相談所

障害児入所施設

老人福祉施設

介護老人保健施設

精神保健福祉センター

地域包括支援センター

障害者職業センター

障害者雇用支援センター

盲学校や聾学校

 B 障害または老人福祉、医療機関において介護や介護に関する指導、職業訓練や教育の実務経験が10年以上

障害児入所施設

障害者支援施設

老人福祉施設

介護老人保健施設

療養病床老人居宅介護等事業

障害福祉サービス事業

障害者更生施設

身体障害者療養施設

障害者授産施設

障害者福祉ホーム

身体障害者福祉センター

知的障害者デイサービスセンター

知的障害者通勤寮

精神障害者社会復帰施設

病院・診療所

薬局

訪問看護事業

盲学校や聾学校

 C Bの実務経験を5年もつ上で、下記の資格のいずれかを保有

社会福祉士

保育士

訪問介護員2級以上に相当する研修を修了 

D 以下の国家資格の業務に5年以上従事していて、AorBの実務経験を3年以上

医師

歯科医師

薬剤師

保健師

助産

看護師、准看護師

理学療法士作業療法士言語聴覚士

社会福祉士

介護福祉士

あん摩マッサージ

指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師

栄養士・管理栄養士

精神保健福祉士

  

児童発達支援管理責任者の業務

・個別計画

利用者の児童と親御さんと面談し、個別に計画を立てます。

部活のコーチのように、個々にどんな結果を得ようか、できるを増やすのか、得意を伸ばすのか、苦手を扱って世界を広げるのか、一人一人の方針を決めます。

・マネジメント

施設の方針をスタッフで議論して決めたり、勤怠シフト表や給与申請や予算管理があります。

・こどもと遊ぶ

指導員の一員として遊びやトレーニングを企画します。

・クックルーを発信する

 クックルーの取り組みや結果をブログやSNSメールマガジンなどで世の中に伝えることで、福祉業界にこんなに楽しくてこどもの力が育つアプローチがあるのかと知っていただきたいと思っています。

 

児童発達支援管理責任者に求める資質

・ゼロから施設を立ち上げるため、チャレンジ精神が重要と考えています。面談では過去のチャレンジの実績を伺えたら幸いです。

・実質施設での運営リーダーになるので、人から言われたことをこなすではなく、自分から役割を見つける人が必要と思っています。

・「一緒に施設とこどもと親御さんの未来をつくる」ということに主体的に取り組む資質。人任せにしない、でも自分ばかりで背負いこまない。

・素直さ。人の意見や要望について真剣に検討する。耳の痛い言葉も聴く器量。

・面談では相手を尊重し、我に固執することなく、「自分が答え」としない資質。個人の違いを認め、画一的な対応に甘んじることなくプロとしての意識をもって児童の個性と向き合う。

必ずしも最初から全てが揃っていなくても構わないと思っています。ただクックルーをつくる上でとても大切なことと思いますので、一緒に取り組んでいきましょう。

 

児童発達支援管理責任者の給料・年収・条件

給料:25万円〜50万円

*面談により取り決め、原則施設の成長への寄与とともに昇給。

賞与:施設の業績によりあり

年収イメージ:300万円〜600万円+賞与

社会保険:あり

交通費:月額2万円まで

年次有給休暇:最大10日(6ヶ月経過後)

週休:2日(シフト制)

*祭日は施設営業日のため平日の勤務と変わりません

勤務時間:8時間(休憩有)

勤務地:東京都中野区(首都圏内で転勤の可能性有り)

試用期間:4ヶ月

選考方法:履歴書(写真添付)、職務経歴書をEmailで送付の上、面談し、10日以内にEmailまたは電話で結果通知 

 

指導員について

指導員は療育遊びのリーダーです。3歳〜5歳の未就学児にはオムツを替えたり、トイレトレーニングと言われる、洋式トイレで用を足せるようにすることも大切な自分らしく暮らすための生活訓練と考えています。

保育士のボランティアサポートを受けて研修やアドバイスをしていただける機会があるので初めからプロのおむつ替えができることを求めていません。

なにより重視したいのは、こどもに寄り添って一緒に色々な体験をして、嬉しいことも残念なことも一緒に乗り越えていく姿勢と考えています。

指導員の業務

勤怠表や給与申請や予算管理などの管理業務があります。

指導員としてこども達と一緒に遊んだりトレーニングをします。

 

保育士(指導員)に求める資質

・ゼロから施設を立ち上げるため、チャレンジ精神が重要と考えています。面談では過去のチャレンジの実績を伺えたら幸いです。

・実質施設での運営リーダーになるので、人から言われたことをこなすではなく、自分から役割を見つける人が必要と思っています。

・「一緒に施設とこどもと親御さんの未来をつくる」ということに主体的に取り組む資質。人任せにしない、でも自分ばかりで背負いこまない。

・素直さ。人の意見や要望について真剣に検討したり、声にならない声を聴く力。

・「保育は育てる」主従関係をつくることなく、児童が「育つ」環境と信頼関係づくりをする感性。自分自身の素敵なところを認めていて、相手の素敵なところを認め、こどもを偽りなく愛す感性。

 

保育士の給料・年収・条件

給料:25万円〜50万円

*面談により取り決め、原則施設の成長への寄与とともに昇給。

賞与:施設の業績によりあり

年収イメージ:300万円〜600万円+賞与

社会保険:あり

交通費:月額2万円まで

年次有給休暇:最大10日(6ヶ月経過後)

週休:2日(シフト制)

*祭日は施設営業日のため平日の勤務と変わりません

勤務時間:8時間(休憩有)

勤務地:東京都中野区(首都圏内で転勤の可能性有り)

試用期間:4ヶ月

選考方法:履歴書(写真添付)、職務経歴書をEmailで送付の上、面談し、10日以内にEmailまたは電話で結果通知 

 

クックルーの一日

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 クックルーは2部に分かれています。

・10:00〜13:00までの未就学児の児童発達支援の部

・14:00〜17:00までの小学生以上クラスの放課後等デイサービスの部

2部合わせて、1日の定員は10名です。

 

料理ばかりではありません。(スタッフは料理が得意でなくてもOK)

公園や商店街やお寺などを散策したりすることで季節を感じたり、泥でお団子をつくってみたり、知らない大人たちに遊んでもらったり。

リラックスする時間を楽しむためにお茶を淹れて、ゆったりと過ごすことを学んだり。

 

土日は放課後等デイサービスで、平日にはできないような料理をしてピクニックにいったり、ダンスのプロの先生に踊りを教えて頂いたり、太鼓を叩かせていただいたり、アイデアの数だけこども達の世界が広がります(^o^)/

児童発達支援管理責任者、保育士(指導員)の大切な仕事は目の前にいる児童が「できる」ことを増やして好きなことを見つけたり、「楽しい、嬉しい」をたくさん発見して自分や他人を愛したり、「痛い、悲しい」をたくさん体験して人の気持ちを察したり、こどもと親御さんが過ごす暮らしの時間を素敵にするサポートをすることと考えています。

 

運営体制は常勤スタッフが2名、1日3〜6時間を勤務するパートタイムスタッフが10名以上在籍してシフトを組み、1日あたり3名〜5名が常に配置されている状態を理想としています。

常勤スタッフはシフトをコントロールする役割が重要だし、働く環境をつくることも大切です。

 

クックルーの想いに基づいて、一緒に未来のクックルーをつくる仲間の参加をお待ちしています。

 

応募方法

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Emailでinfo「@」foodcreativefactory.com( 「 」は とってください)へ写真付き履歴書と職務経歴書を添付の上、ご送付ください。

1次募集期限は2月15日です。

 

 

クックルーの開業は5月1日です。それまでにはたくさんの準備があります。

面談および雇用契約を結ぶ際に相談の上、勤務開始日を決めます。

素晴らしい仲間とクックルーをつくれることをGOさんは心よりお待ちしています(ノ*゚▽゚)ノ

 

合わせてお読みいただきたい 

cookrew.hatenablog.com

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