こども料理塾 クックルー

こども料理塾クックルーのブログです。こどもがワクワクしながら料理を作ることで、大人になってから自立した生活をするために必要な教養やスキルを身につけちゃう*そんな場をつくっています。

中二レベルの英語でシンガポールで食育セミナーを開催して気づいたこと

 

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こんにちは┏○ペコ クックルーのGOさんこと五十嵐豪です。

シンガポールで料理セミナーを開催してきました。

 

目次だけ読んでもOK▼

シンガポールで仕事を始めるのは簡単

ーひとりでやろうとするから難しい

ー枠外の世界で活躍する鍵はコミュニケーション

ー自分が楽しくて皆が楽しい夢を描こう

◆言葉をどう超えるか

ー英語が通じないなんて嘘

ー相手の気持ちを聴く姿勢があるか

ー味方を増やそう

◆次のチャレンジは300人に料理を手で伝える

ー現地パートナーを力付けよう

ーパートナーの参加を増やそう

ー言葉のボキャブラリーを増やそう

 

シンガポールで仕事を始めるのは簡単

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海外で仕事をするなんて難しそう、敷居が高い、なんて思いませんか。

僕もそうでした。1年半前は海外なんて行ったことないし、行くもんじゃないと思ってました。

ところがひょんなキッカケでシンガポールで仕事をすることになりました。

一緒に食事をしていたアパレルの女性社長から、GOくんもシンガポールで仕事してみたら?と言われたのがキッカケです。

特にお世話してくれるわけでなく、僕はシンガポールで仕事をしてみたら?という質問に「いいですよ!やります。」と答えました。

 

ーひとりでやろうとするから難しい

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当時僕は地方の行政や生産事業者さんと一緒に東京で料理イベントをしていました。

地方に行くと驚きや発見がいっぱい。面白い人たちとの出会いもいっぱい。東京にいたら絶対に会えない出来事がたくさんで楽しくて、地方でよくしていただいた恩返しに東京でイベントを開いていたのですが、気づくとそれが仕事になっていました。

シンガポールで何ができるかなと考えている頃に、シンガポールに駐在される神奈川県庁の職員の方から、五十嵐さんが東京でやってることをそのままやるだけで面白いと思いますよ。と言っていただきました。

僕が考えたわけじゃないけど、じゃそうしよう♪

 

続いてJETROという日本貿易振興機構コンサルタントをしている方から、新興国進出を考える若手事業家を応援する事業に応募することを勧めていただきました。

さっそく日本のご当地の食を伝えるイベントをするという事業イデアが通って、シンガポールコンサルタントの方のアテンドで一緒に行くことになったのです。僕は独立当初、メディアを中心に仕事をしていたのですが、シンガポールでも同じ戦略をとりました。

メディアを中心に案内していただき、想いを話して、相手の想いを聴き、意気投合した先の雑誌で連載をさせて頂くことになりましたヾ(・ω・o)

 

連載が決まったので、直接お礼を伝えに挨拶に行こうと2回目の渡航を決めました。

僕は料理研究家としてケーブルテレビで「五十嵐豪の男子料理道場」という番組をもたせていただいているのですが、プロデューサーの方からシンガポールで番組制作をしている知人を紹介頂けることになりました。

その方は日本では有名なアナウンサーだったのですが、現地で会ってお話ししていると、その方の元同僚の女性が通りかかり、紹介していただきました。

その方は今僕が一緒にシンガポールで料理教室をしているspoonfulの青木康子さんと言います。

会社を辞めて起業して間もない彼女と、シンガポールで活動して間もない僕は後日カフェで熱く料理をすることでどれだけの素晴らしい変化が起こるかについて語り合いました。

 

その後僕は富山県南砺市役所がシンガポールでイベントをする際に、プランナーとして会場手配から料理やプレス関係者の招致をプロデュースさせていただきました。

さすがにひとりで2回しか海外経験がないのに不安がありますが、青木康子さんにコーディネートをご依頼して輸出の方法や会場とのコネクトからお力添えを頂きとっても助かりました(^o^)/

ついでに現地で料理教室をするオファーを頂き、登壇したところ大盛況でとっても楽しく、次は100人に料理を伝えるぞ〜!なんて掲げて今回57名に料理を伝えてきました('-'*)

 

毎回おもしろいほど結果が出て楽しい★

僕はクックルーで障害をもつこども達が料理にチャレンジするのに、僕自身がチャレンジをする大人でなければこども達はチャレンジできないだろうし、チャレンジするとこんなに楽しいんだぜって話がいくらでも湧いてくるような自分でいることがこども達の未知へ進む勇気を作ると思っています。

大人がチャレンジして楽しんでないと、こどもはチャレンジしないでしょヾ(o´∀`o)ノ

 

僕のシンガポールでのお仕事の経緯は大体こんな感じ。

どうですか?あんまり自力でやってる感じがしないでしょ。笑

みんな海外での仕事を難しそうに見ている人は自分でなんでもやらなきゃと思ってる人。

でも仕事なんてさ、ひとりでできるスケールは限られてるんだよ。

ひとりで飛行機がつくれるか。ロケットがつくれるか。iPhoneがつくれるか。って言ったら無理ヾ(´▽`)ノ

 

ー枠外の世界で活躍する鍵はコミュニケーション

僕はコーチングというコミュニケーションを学びました。

今も福岡まで行って学んでるくらいです。

それほど僕はコミュニケーションが下手くそだった。

正直言って僕も海外で仕事をするなんて難しいと思っていました。

ひとりでできる限られたスケールで、自分はなんでもできるんだなって思っていました。今思えば井の中の蛙です。

 

コミュニケーションを学び始めて、日常で使い始めて、だんだんと自分がなんでもひとりでやろうとしていることに気がつきました。

気持ちは人と一緒に何かをしたいんだけど、行動が伴わない感じ。

自分のペースや価値観があって、相手も当然そうであるかのように扱ってしまって関係が上手くいかない。そんなんばっかでした。

 

シンガポールではひとりじゃどう頑張っても仕事できません。

逆にそんな環境が人と一緒に何かをする最高のトレーニングになったのかなと思います。

相手としっかりコミュニケーションをして、一緒にプロジェクトをつくり、結果を挙げられるようになりました。

 

例えば、両腕が使えない人がいたとして、その子と一緒に料理をするにはどうすればいいのか考えたら、じゃあ火をつかわなくても食べられるローフードにしよう。とか僕が包丁で切るところを引き受けようとか、色んな関わり方が考えられますよね。

僕の知人で、半身不随で車椅子の人たちとダンスを踊るという遊びをしていた人がいます。できるようにやる方法っていくらでもあるんだなぁと驚いて素晴らしいなと思いました。

ちゃんとコミュニケーションして自分にないものや得意なもの、苦手なもの、なんでも言えたら、これからどうやろうかってアイデアや行動がみえてくるんじゃないかなヾ(・ω・o)

 

ー自分が楽しくて皆が楽しい夢を描こう

人と一緒に何かやるときは、人と一緒に夢を描きます。

これがおもしろい。僕はこの工程が大好きです。

お互いのスタンスや作りたい世界が一致して、じゃあ何をしようかって考えると、一緒の夢を描くことになります。

参加している皆がワクワクしたら、それだ!

きっと素晴らしいものが作れることと思います。

僕はシンガポールでの料理教室も青木康子さんとSkypeというインターネット電話を使ってミーティングをしますが、こどもと料理をするというテーマにお互いがワクワクして、シンガポールの幼稚園やお菓子専門店を巻き込んで楽しい有意義なイベントをつくることができました(´∀`∩

 

今申し上げた、たったこれだけ?の秘訣で簡単に世界を広げられることと思います(^^)♪ ぜひやってみて。

 

◆言葉をどう超えるか

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ー英語が通じないなんて嘘

「英語が通じない」「英語話せる(できる)の?すごいな」

こんな言葉を聞いたことはありませんか。

一般的に英語を使わない日本人は英語は通じる/通じない、話せる/話せないという立ち位置で英語について考えていることが多いように感じます。

そんなの僕から言わせると

「おれの方がよっぽどできないよ!!!!」と叫びたくなります。笑

 

一緒に料理教室をしているspoonfulの青木康子さんからは

「(英語が)うまくないのに通じ合ってるのがすごい」と言われました!でしょ?って僕は思います^^

 

だって英語はさ、中三まではある程度勉強したから。

完了形とか覚えてないから、今のレベルは中二くらいまでかな。

同じだけ勉強した人の間にも歴然とした差が出ると思うんです。

それが、「相手の気持ちを聴く姿勢があるかどうか」です。

 

ー相手の気持ちを聴く姿勢があるか

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相手の気持ちを聴く姿勢ってのは、相手がどう思っているのか、どう思ってその言葉を言ったのかを正確に汲みとろうとする姿勢です。

英語ができないと思っている人は、大抵何を話せばいいか、なんて言えばいいかわからないという人じゃないかなと僕は思います。

それより大事なのはちゃんと聴く姿勢です!ヾ(´▽`)ノ

 

自分が話したいと思って、いくら上手な英語で伝えたとしても、実は相手の方がわかっていなかったり、発音やイントネーションがわかりにくいと感じたりしているかもしれません。

お互いの英語のレベルによっては、完璧すぎて伝わらないことだって起こりえるということです。

 

僕はいつも

「What's mean?」どういう意味?

「One more please」もう一回言って!

「How is going」どうですか?

大体この言葉を使っていることがあります。

聞き取れないときはもう一回言ってもらう。

意味がわからないければ、他の言葉に置き換えてもらったり、意味を解説してもらうこともできます。

料理中に「どう?」って聞くと、相手の状況が返ってきます。

こちらが相手の気持ちを聴く姿勢がある状態でいると、相手も同じようにこちらの言葉の意図を汲みとろうとしてくれることが多い。

あとは単語とジェスチャを組み合わせて話したりすれば、多少言葉が変だったり文法が乱れてても通じ合っているものです。

 

ー味方を増やそう

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僕は料理教室では味方を増やします^^

それは日本が好きな人が1人以上は絶対いるからです。

それにシンガポールでは「オイシイ」とか、「こんにちは」とか簡単な日本語は結構皆知っています。

そんな日本が好きな人には日本のいろんなことを伝えたいなと思って話します。すると色んなことを熱心に聞いていただけるので、思いつきでジョークを言うときにも楽しんでくれます(^^)

例えば、妻のゆかりが料理について解説しているとき

「why?」と合理的な理由を問う質問があります。

そのときに「Everyone,In Japan ,why is ナンデヤネン!」とコテコテなツッコミのジェスチャをしてみると、結構笑ってくれます^^

No.No. It's only Osaka.と相方が突っ込んでくれたら、ナンデヤネン!とかぶせてみましょうヾ(・ω・o)

 

◆次のチャレンジは300人に料理を手で伝える

ー現地パートナーを力付けよう

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前回に、商業施設のレストランでご飯を食べてるときに、野菜に味があまりないねという話になりました。

それを言うと日本ってすごいね、スーパーに売ってる野菜にしっかり味がある。日本の安全で美味しい食を世界の食文化にしよう!という夢が一つ浮かびました。

よーし100人に日本の食を手で伝えるぞという次なる行動が生まれ、今回は57名に伝えることができました。

次は300名に伝えたいと思います(Φ皿Φ)クワッ

 

次の300名に進むために、僕がこれからやろうと思っていること。

ひとつは現地パートナーを力づけることです!

僕とともに料理教室を作っていただいているspoonfulさんをもっと力付けたいと思います^^

前回は15名の参加でしたが、今回は57名です。

spoonfulさんも今や月に10回イベントをされているほどファンの人もついていただいています。現地パートナーがよりパワフルになるお手伝いをすることで、僕らが日本の食を伝えるときに多くの人に伝えられたらいいな(^^)

日本でもspoonfulさんの活動を紹介したいと思います!

 

ーパートナーの参加を増やそう

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300名の参加を作るためには、もっと多くのパートナーの参加が必要と思います。

今回はこのはな幼稚園さんと、お菓子専門店のcandeliciousさん、伊藤園さんが関わってくださいました。

もっともっと日本の安全で美味しい食をシンガポールの文化にする熱い思いをもったメンバーの参加をつくることで、日本の食全体が盛り上がってくれたら嬉しいな(^o^)/

 

ー言葉のボキャブラリーを増やそう

今の英語でも通じ合える一方で、もっと言葉のボキャブラリーが欲しいと思った!通訳がいらないくらい自分の言葉で、僕らの思いを伝えられたらどんなに素敵だろう。

もっともっと仲間が増えてたのしいんじゃないかな(^o^)

英会話レッスンを受けよう!

 

まとめ

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僕がシンガポールで料理セミナーをして気づいたことをシェアしました。

とっても楽しくて、気づきがたくさん!

シンガポールでクックルーを応援してくれる人との出会いもありました!

この体験が読者の方にとって、海外に行ってみようと思ったり、チャレンジするということ自体に取り組んでみたり、できないことができるようになるっておもしろいかもな、なんてそんな風に変化のきっかけになったら幸いです。

 

最後に僕のレシピと出演動画が英語でみられる農林水産省の外国向けにカジュアルに和食を発信するWEBサイト「Taste of Japan」を紹介します^^

www.tasteofjapan.jp

レシピと動画のフード制作とスチール撮影はFCFで制作しています★

これは料理教室で見せたらみんながアクセスしてくれて嬉しかったな!

この仕事は和食って海外で認知されてきたけど、今度は家で作ってもらおうという農水省の国策で敷居が高いイメージの和食をカジュアルに表現する情報発信です。国の仕事をやらせて頂けて、日本の家庭料理を伝える日本代表の立場で関わらせていただけるなんて光栄ですヾ(o´∀`o)ノ

シンガポールでも生徒さんに教えたらとっても喜んで頂けるんです。

国のサイトだから信頼もあるしね。

これはマジで海外の料理教室で助かります。

この活動も日本そのものに貢献になっているんだなぁと思うと誇らしいです。

 皆さんもよろしければアクセスしていただいてご覧いただけると嬉しいです(^^)

 

 

こども料理塾クックルーを一緒につくりませんか?福祉業界の経験者求人募集

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こんにちは┏○ペコ

クックルーのGOさんこと五十嵐豪です。

こども料理塾クックルーでは、事業所を立ち上げる「サービス管理者職スタッフ」を募集しています。

今日はクックルーがつくりたい世界、クックルーの仕事、一緒に働きたいと思っている人物イメージについて書きたいと思います。

 

◆こども料理塾クックルーとは

◆クックルーがつくりたい世界

◆クックルーが大事にしていること

◆クックルーのスタッフ

◆クックルーの1日

◆サービス管理者の仕事

◆一緒に働きたいと思っている人物イメージ 

◆雇用条件

 

◆こども料理塾 クックルーとは

 

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こども達が「安全に料理で遊びながら」チャレンジ精神や集団生活における協力関係や創作意欲など自立生活に必要な教養やスキルを学べる放課後デイサービスです。

チャレンジド(障がいをもつ)こども達は包丁や火は「危険なもの」と教えられています。

しかし自立生活に自炊能力は欠かせません。

自炊能力がないと衣食住において依存を生み出し、社会との共依存を作り出す危険があるとクックルーは考えます。 

料理で楽しく遊ぶ場を作ることから障がいを特別視することなく依存を作らない社会をつくることがクックルーのビジョンです。

 

◆クックルーがつくりたい世界 

私たちはこどもがワクワクしながら料理をつくる障害児童福祉デイサービスを通して、こどもたちと「自分らしく生きる力」を見つけたいと思います。

こどもが楽しく料理を学ぶとこんな力が身につきます。

●「ご飯の支度ってこんなに時間がかかるものなんだ」 作り手へ感謝の気持ちが湧いてくる

「トマトが嫌いだったはずなのに3つも食べた」 苦手な食べ物の美味しさを感じる

「食べなきゃ、作らなきゃ」ではなく「食べたい、作りたい」主体性が身につく

「ここは私がやりたい」初めてのことも果敢にチャレンジする。失敗してもよく見て学ぶ。

「作ってくれてありがとう」の言葉にやり甲斐を感じる。料理をつくる価値を見出す。

人と一緒につくることで「責任」「パートナーシップ」「役割をみつける」感性が育つ

 

まだまだ、たっくさんの自分らしく生きるパワーが湧いてきます。

 

◆クックルーが大事にしていること

自由にのびのびと楽しく安全に失敗できる環境づくり 

●うまく作るのは忘れて!楽しく自由につくろう。

散らかしてもいい、こぼしてもいい、器用につくるのは上手くなれば誰だってできるようになります。

料理を楽しんでいればうまく作るようになるのは遅かれ早かれできるようになる。

こどもの好奇心や才能の芽を伸ばします。

調理には紙製品やシリコン製品を使うことで落としても割ることなく、安全に失敗できる環境をつくります。

 

●切り傷も火傷も痛いだけで治るし怖くない。

後遺症が残るような大きな怪我をする前に、小さな失敗を重ねることが大切です。

包丁づかいも「たまねぎ」を切って指を落とす子どもはいません。

「カボチャ」のように力が必要な硬い食材を切るときに大きな怪我をする可能性はあります。

フライパンでお肉を焼くときに後遺症の残る火傷はありませんが、揚げ物をひっくり返すと皮膚がただれる恐れがあります。

切りやすい食材から包丁づかいのコツや、どうしたら怪我をしないかを体験して試しながら料理することで、失敗を恐れずチャレンジすることができる環境をつくります。

*お子さんの怪我について同意書をご用意し、承諾頂いた方のみサービスを受けて頂けます。

 

●片付けは自分で。

調理中は散らかしても、こぼしてもOK。

汚れたら自分で拭いたり、台を磨いたり、漂白剤を使ってみたり、終わった後に水拭きしたり、ゴミを捨てたり、片付けの時間も調理の時間同様に大事な時間として環境をつくります。

 

◆クックルーのスタッフ

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クックルーは株式会社フードクリエイティブファクトリー(FCF)が運営する放課後デイサービスの事業所です。

スタッフは皆、岸英光氏、松本真紀子氏の人を力づけるコミュニケーションの技術「コーチング」の研修を受けており、安全な言葉の空間をつくっています。

僕たちが考える安全な空間は、どんなことを話しても取り乱すほど怒り狂ったり、無視したり、関係を切ったりすることはしないということにメンバーが同意していて、秘密や後ろめたい事や失敗を話してもOKとしている空間です。

 

私たちが掲げている理念は

● 食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しくする

● 従業員が安心してイキイキと働ける職場をつくる

クックルーもこの理念からできています。

 

一緒に働くメンバーを紹介します。

 

代表者

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五十嵐豪(GOさん)

今までにないような革新的で、最高に楽しくて、社会にとっても素晴らしい放課後デイをつくろう。放課後デイサービスってどうしても助成金で運営する事業になるけれど、こどもの頃から料理を楽しく皆でつくる教育を受けられることで、そのこどもたちが大人になって自分らしく生きる力を養えたら、生涯に必要な助成金って減らせるんじゃないかと思うんです。クックルーの存在が誰にとっても意義のある存在になるように、この場を一緒に作れる人と出会えたらこれほど嬉しいことはありません(^o^)/

 

指導員

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梅原けい(けいちゃん)

子供の将来の可能性は無限にあります。それは発達障害を持つ子供でも同じことです。たくさんのことに興味を持ち、挑戦してみて、そこで気付き、成長する。私はこのサイクルをどんどん創りだし、すべての子供の可能性を広げたいと考えています。今でこそ私は料理研究家をしていますが、少し前まで普通のOLでした。でも自分の可能性を広げたいと思い、たくさんのことに挑戦してきた結果、今ここにいます。広い視野で新しいことに挑戦すれば、必ず何かを得られると確信しています。私たちがこれから取り組むことは、まだ誰もやったことのない新たな試みです。時には困難があるかもしれない。でもこの試みが、誰かの人生を変え、世の中をより良く変えるかもしれない。「世界を変えたい。」というと大袈裟に聞こえますが、私は本当に世界をより良くし、関わって頂いた方の人生にプラスになることをしたいと思っています。一緒に、新しい未来を築いていける方、ぜひ一緒に取り組みましょう! 

サービス管理者

募集中(ウォンテッド!)

 

非常勤スタッフ

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五十嵐ゆかり

 『こどもがワクワク料理をしていたら、大人になって自立した生活に必要な教養とスキルを身につけちゃった!』これがこども料理塾クックルーが目指すところです。 こども達がこども料理塾クックルーで過ごす時間は、人生の中ではほんの一部。 でも、そのほんの一部の時間がこども達の自立した生活につながっていく力付けとなることを信じて私たちは取り組んでいきます。 私は幼少期に伯母と一緒に料理を作った経験から料理が大好きになり、今は料理研究家の仕事をしています。あの頃の体験がなければ、料理の仕事には就いていなかったかもしれません。こどもの頃の体験はその時の体験のみで終わらず、未来につながっていくものです。こどもがもつ限りのない可能性を広げるお手伝いができたらしあわせに思います。 目指すところは、『こどもがワクワク料理をしていたら、大人になって自立した生活に必要な教養とスキルを身につけちゃった!』です。そんな、こども料理塾クックルーを一緒につくって頂ける方を募集しています^^

 

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河瀬璃菜

「大切な人との暮らしをもっと楽しく」を意図として活動している私たちですが、こども料理塾クックルーを通して、お子様の発達障害に一人で悩んでいる親御さんたちの現在の不安やお子様の将来の不安などが「これでいいんだ」に繋がることを意図して取り組みたいと思います。そして一人でも多くのこどもたちが、料理を通して発見や驚きや、感動、楽しさなどたくさんの喜びを感じて、自信を持って社会に出る準備を一緒に出来れば嬉しく思います。

 

◆クックルーの1日 

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◆サービス管理者の仕事

●保護者の方との面談

…「一人でトイレができるようになりたい」「ほかの子とコミュニケ―ンを取れるようになりたい」など、保護者の方が希望する支援内容をヒアリングします。

 

●支援プログラムの作成

…面談内容をもとに、まずは6ヶ月間の支援プログラムを作成します。また6ヶ月後には保護者の方と面談を行ない、達成具合などの振り返りをします。

 

●レッスン・子どもの発達支援

…子どもと触れ合いながら成長を支援していきます。

 

●子どもの送迎

…施設を利用する子どもをクルマで学校までお迎えにいったり、家までお送りすることもお任せする仕事の一つです。

 

ブログ

…クックルーの取り組みや想いを伝えるブログを運営します。

 

遊び・イベント

…こどもたちと遊んだり、イベントを企画したりします。自分が楽しんで遊べる企画が一番!

 

クックルーは放課後デイサービスの運営経験がありません。

僕が尊敬している沖縄県の放課後デイサービスのNPO法人ぺあさぽーとの山城健児さんからクックルーの理念に賛同頂きまして、アドバイザーとして関わっていただくことになりました。

業務についてはオープンまでにぺあさぽーとさんからの監修を頂くことになりますので、サービス管理者未経験の方でも安心して面談にいらしていただけましたら幸いに思います。

大事なことなのでもう一度言いますと、素晴らしいアドバイザーがいるので未経験の方でも安心して面談にきてくださいヾ(o´∀`o)ノ

 

美味しいごはんが毎日食べられますヾ(o´∀`o)ノ

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朝はおにぎりを食べながらミーティング

ランチはまかない料理

ぬか漬けをつくったり、梅しごとや、味噌づくり、いくら仕込み、栗の渋皮煮など料理には生活の知恵がたくさん。こどもと一緒に楽しみましょう。

 

 

社員全員が料理本を出版! 従業員は自分らしくイキイキと活躍しています

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料理本を出版したり、テレビに出たり、ラジオで話したり、インタビューに応えたり、自分らしくイキイキと働いています。

大人が自分らしくワクワクしながら生きてないと、こどものワクワクする未来はつくれないと僕は考えています。

 

 

畑に行ったり、工場見学に行ったり、食の現場を見て生きた学習♪

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食の現場って毎回驚くほど学びがあります。

畑や工場や土地によって全然違う風景。

生活するためにマストではありませんが、「豊かな心」を育むってこういう体験による気づきが人を成長させてくれるんだなぁと思います。

 

沖縄で遊べますヾ(・ω・o)

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クックルーをサポートしていただく沖縄のぺあさぽーとにも研修に行きます。

「遊ぶことしか考えてない」「自然だけで何もなくても遊べる」という言葉が僕にとって衝撃だった海山遊びの天才の山城さんと一緒に沖縄で研修するので、遊びの中から障害福祉の素晴らしいヒントを得られることと思います。

  

◆一緒に働きたいと思っている人物イメージ 

私たちが一緒に働きたいと思っている人は、

● 新しい物事に取り組むときにワクワクしちゃう人ヾ(´ω`=´ω`)ノ

● 価値観に固執をもたない《素直さ》 

● 大事なことなのでもう一度言うと《素直さ》です

● 年齢や経験やスキルや健常/障害に《比較をしない》で関わる 

スキルや経験はクックルーと一緒に育っていくものと思います。

  

◆雇用条件

<必須条件>

サービス管理責任者としての採用になるので、下記★のいずれか条件に当てはまること

★5年間以上、下記事業所での相談支援業務の実務経験がある方

身体障害者相談支援事業知的障害者相談支援事業、障害児相談支援事業、市町村障害者生活支援事業児童相談所発達障害者センター、福祉事務所、保健所、市町村役場、身体(知的)障害者更生相談所、障害児入所施設、障害者支援施設や老人福祉施設(デイサービスなど)、介護老人保健施設精神保健福祉センター地域包括支援センター障害者職業センター、障害者雇用支援センター、盲学校や聾学校や特別支援学校など(但し、1年間のうち180日以上業務に従事している必要があります。)

 

ホームヘルパー2級以上の上級資格(介護福祉士など)や保育士、社会福祉士社会福祉主事、児童指導員、精神障害者社会復帰指導員教員免許などの資格をお持ちの方で、高齢者介護施設等で5年間以上の実務経験をお持ちの方

 

下記の国家資格等による仕事に5年以上従事し、3年間以上の相談支援業務

または直接支援業務の実務経験をお持ちの方 ※医師、歯科医師、薬剤師、保健師助産師、看護師、准看護師理学療法士作業療法士社会福祉士介護福祉士視能訓練士、義肢装具 士、歯科衛生士、言語聴覚士あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士を含む)、精神保健福祉士

 

★直接介護の実務経験が10年以上

※「障がい者相談支援従事者養成研修」及び「サービス管理責任者研修」を受講していること(実務経験が満たされている上で、研修を受けていない場合はご相談ください)

 

相談支援業務とは?

身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の自立に関する相談に応じ、助言、指導その他の支援を行なう業務、その他これに準ずる業務のこと。

 

直接支援業務とは?

身体上もしくは精神上の障害がある者につき、入浴、排せつ、食事、その他の介護を行ない、並びにその者やその介護者に対して介護に関する指導を行なう業務、その他職業訓練又は職業教育等に係わる業務のこと。

 

<任意条件>

年齢:問いません

性別:問いません

給料:25万円〜(社会保険加入) 

福利厚生:交通費支給あり、朝昼食補助あり

勤務地:東京郊外某所(事業所立ち上げの準備中のため場所は未定)

休暇:週休2日、夏季休暇、有給休暇

 

◆最後に

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最後までお読みいただきありがとうございますヾ(´∀`○)ノ

僕は料理研究家として独立して9年、社会事業に取り組むことが学生時からの夢で、フードクリエイティブファクトリーも「食からできる社会のコト」を探究してきました。

10年かかって、ど真ん中のこども料理塾クックルーが動き出しました。

めちゃくちゃ楽しみだし、どんな人と一緒に、自分らしくイキイキと生きる力をこども達と育めるだろう。障害者と健常者の区別はあっても”差別”のない社会をつくるという大きな船出の第一歩と思っています(^^)

僕らと同じ方向に向かって、一緒に自分たちが最高!って思える世界をつくる人募集!

全く新しいコトを始めるのに、「実務経験」が必要なのはなぜ?って思います。

障害者と一緒に手を取り合うコトは「特別な経験が必要」なんてことないということを、僕は沖縄の放課後デイサービスで学びました。

一緒に新しい世界をつくろう!

 

◆問い合わせ先

info@foodcreativefactory.com

経歴書をEmailに添付の上、あなたがクックルーを通して得たいことを語ってください。どんなお問い合わせにも僕が対応させていただきます。

サービス管理責任者はクックルーの想いを広げていくのに、1事業所に1名は必要なリーダーで、とても大切なパートナーです。これから常にこのページで募集しています。

一人でも多くのこども達が、料理をワクワク楽しむことで自分らしく生きる力を身につけることを意図して、ご応募をお待ちしています。

応募はしないけど、何か力になりたい、という方もEmailでコンタクト頂けましたら幸いに思います(^o^)

 

さて〜これから忙しくなるぞ〜(^o^)/ 

食で世界を変えたいんだッ!大人が夢を話そうよ/GOさんが起業した大学時の話

どーも(^o^)/ クックルーのGOさんこと五十嵐豪です♪

僕は今、こども料理塾 クックルーの事業所立ち上げの準備をしています。

 

(目次だけ読んでもOK!)

◆想いを言葉にすると、存在する

専修大学で学んだ3つのこと

ー経営は夢を実現させる学問

ー明日役に立たなければ学問ではない

ー企業の着地点は社会貢献

社会起業家ブームだけど、進研ゼミがムーブメントを起こしてるんじゃないかな

ー進研ゼミには社会起業のヒントがあった

ー食で世界を変えたいんだッ!

◆教育を仕事にしなくても、あなたには十分未来を変える力があると思う

ーこども大人が夢を語すと、こどもの瞳が輝く

ーあなたが夢を話すことは、割とマジで未来を変える力がある。

 

◆想いを言葉にすると、存在する

「クックルー」は今、形がありません。

僕の頭の中、想いの中にあります。

想いを言葉にして形に現すことで、クックルーをこの世に存在させたいと思う('-'*)

そこで今日は僕が生き方を考えた大学時代の話をしたいと思います。

この話を読んだ皆の心の中に、「クックルーってこんな形してたんだ〜」って存在を感じて頂けたら嬉しいです。

事業所はないけど、確かに存在しています(Φ皿Φ)クワッ

 

専修大学で学んだ3つのこと

僕は専修大学経営学部に入りました。

自分らしく生きるための3つの経営学の考え方を学びました。

ここが起業の始まりです。

 

●中学時代に塾に通わされ、親から強制的に幼馴染が行っている超ハイレベル受験クラスに入らされ、虐げられながら教室の隅の方でテスト結果を罵られながら勉強ってヤツは本当に毛ほども楽しくないし怒られないためにやるものと認識しました。

 

自分で考える・自分で決めるという選択はなかった。

推薦入試という制度を知って逃げ込むように内定を決めた。

支配からの脱出でしかなかった。楽をしたい。

姉が通っていた高校なので、内申点が優遇された。

大学入試を受けないでいい。何も考えずに楽を選んだ。

 

 

●大学は経営学部を選びました。

 

自分で決めたみたいだけど、仲良い友達が皆経営学部に行くから、置いてかれないように僕も経営学部を選んだ。

僕ら附属高校でバカなタイプの生徒は、大学を選ぶ時に将来の目標やなりたいものなんて考えてなかったと思う。

今思うと、それが良かったのかもしれない。

僕は学部説明会も行ってないんだけど、仲の良い友達は「ディズニーランドの話とかしてておもしろそうだから」と行ってこの道を選んでた。

おもしろそうだから、この道を進むんだって。

今思うと、こいつら天才かって思う。

だって今の就活、婚活って小難しい条件付けがされてるじゃない。

 

僕は経営って何か本当にわからないまま経営学部に入りました。

会社をつくることなんだって知ったのは入学して初めての授業でのこと。

3年後本当に起業してるなんて、誰が予想しただろうか。

おもしろさと、ワクワクすることと、悲しいことも、嬉しいことも、弱さを知ることも、強さを知ることも、裏切られた気持ちになることも、人を頼もしく感じることも、いっぱいの感動が待ってる世界の入り口にこの頃いたんだね(^^)

 

入学後、第一回目の授業は果てしなくインパクトがあった。

経営学入門という授業、笠原伸一郎先生、僕の師です。

高校生と変わらないこどもの僕は、一生忘れることのない3つの経営学の考えを学びました。それをシェアしたいと思います。

 

ー経営は夢を実現させる学問

経営は夢を実現させる学問です。

イントロからサビに入る歌のように、ノーモーションでズバっと切り込んでくるのが笠原先生のスタイルでした。

 

え?そうなの?

数学のもっと難しいヤツとか教えられてヒーヒーするのかと思ったら、予想の域を遥かに超える言葉でした。

 

夢って何?ペットショップの店員さんとか?(僕の小四の文集にはそう書いてある)

はてなマークが頭の中いっぱい。先生はビデオを流す。

 

アメリカのGoogleのオフィスの様子や、プロジェクトXの映像

(これではないけど参考までに Google本社の映像)

 

こういう楽しい世界をつくるのが経営だ、ということ。

すげー!!!会社ってこんななの?面白い場所なの?

キツイ勉強して会社にはいって、会社ってキツイ とこなのかと思ってた。

会社をおもしろくしてくれた人が僕の恩師なのです。

 

ー明日役に立たなければ、それは学問ではない

明日役に立たなければ、それは学問ではない。

皆さん、この言葉にどう感じますでしょうか。

今まで僕がやってきた勉強ってやつは、怒られないために、社会から道を外さないために、良い会社にはいって老後苦労しないためにするものでした。

僕はそう思ってました。

 

明日?二等辺三角形の面積の出し方とか、歴史の年号暗記とか、明日役に立たないことをヒーヒー言いながら覚えてきた僕にとって、この言葉のインパクトは

 

そのとき、歴史が動いた (by  NHKの某番組)

 

って感じです。(どんな感じだ、と)

それくらい強烈なパンチでした。

 

逆に「学んだことって役に立っていいの??」

中学生の頃、塾で必死にやらされた勉強。複雑な図形のある辺の長さを求める方法を先生から「おまえ頭ワリーな」と言われながら頭抱えて悔しい思いをして、もはや悲しくもなんとも感じないようになったこと。いいの?いいの?

 

役に立てることを意図して学べることがここにあるの?

 

ー企業の着地点は社会貢献

そうだったのか。とため息がでました。

「企業の着地点は社会貢献です。」

 

僕は小学校4年生のとき、どうしても進研ゼミがやりたくて親に頼み込みました。

進研ゼミから毎月送られてくる漫画を読んであなたも一度は親に頭下げて頼み込んだことあるかも?笑

あれすごいよね。子供が親に頼み込むところまで誘導されてるし、僕が親だったらその熱意に押されたら絶対両肩を抱きしめてソッコーで入会すると思う。

それはどうでもいいんだけど。

 

進研ゼミの付録が好きだった。

人間ってこんなにゴミを捨ててるのか。やべーな地球!

付録の小冊子には地球の環境問題をテーマに扱うページがありました。

そのページを読んで、僕は今日からゴミを分別しよう、水を減らそうと決心して実行しているのでした。

自分も地球を守っているような一体感を感じて嬉しくなる。

これが企業の着地点ってこと?

 

あの苦しみながら強制された勉強の出来と、夢は関係ない。

勉強できないやつは地獄落ちろ、みたいな受験ってなんなの。

強制された世界に「夢」はないんだ。今はそう思います。

自由なこども心が創り出すもの、それが夢なんだと僕は思います。

 

社会起業家ブームだけど、進研ゼミがムーブメントを起こしてるんじゃないかな

世の中、社会起業家ブームですね。

社会起業家とは社会問題をビジネスで解決する起業家です。

なんでだろう、論理的な考察は色んな人がしてると思うので僕からは言及しませんが

僕は進研ゼミがムーブメントを起こしてるんじゃないかと思うんです。

 

ー進研ゼミには社会起業のヒントがあった

進研ゼミは漫画のキャラが社会問題を扱っています。

こどもの頃って漫画しか読まないじゃないですか。(主観

こどもの知識の9割は漫画の知識だし、進研ゼミの浸透圧ハンパない(´∀`∩

ポカリスエットも青くなるほど、漫画って体内にすーっと入ってきますよね。

 

ちょうど昨日は団塊世代のエンジニアの方と食事をしていました。

自分たちが中学生の頃は、遠足で川崎工業地帯の工場の黒い煙を見上げて「これが日本をつくっているのか」と本気で思ったもんだったよと言われていました。

公害出すわ、粗悪品売るわ、めちゃくちゃな時代だったけど皆が日本を豊かにするって方向に向かっていてワクワクしたなぁと、聴いてる僕も昭和にタイムスリップしたようなリアリティを感じました。

そんな中で環境や地球を考えようというムーブメントが起こり、僕らは環境問題を啓蒙する先にいたこども達だったんだと思う。それを漫画でこども達に伝えた進研ゼミはスゴイ。

社会起業のヒントだらけです。これからの若い世代の起業家が社会問題を事業化していくんだろうな〜。進研ゼミ世代と言ってもいいんじゃないだろうか。笑

 

関係ないけど団塊世代の人のパワフルさって尊敬します。まさに日本を復興させた力。

文化遺産レベルだと思う。

昨日はクライアントのウェブサイトがウイルスで吹っ飛んだという事件が起こり、ハイパーな64歳の現役エンジニアの方が治してくださいました。感謝を伝えても伝えきれない。

 

ー食で世界を変えたいんだッ!

僕は食で世界を変えたいんだって思った。

食を通した地球への還元というスローガンを立てて起業プランを立てました。

 

大学に入って最初は会計士になる勉強をしてみた。

これは今までの勉強の延長線でした。苦しんで社会に出る線ね。

でも高校までの勉強との違いは、明日役に立てようとしていることかなあ。

 

会計士は挑戦してみて違った。それに気づくまで1年半かかりました。

僕は会計士になるために1年半猛勉強してみたけど、半ば「今まで遊ばず積み重ねた勉強時間」を崩すのが怖くて自分が本当は何をやりたいかを振り返ることができなかったんです。

 

2005年7月28日に考えてみた。

「おれは本当は何がやりたいんだろう」

一晩考えるって決めました。

広告チラシの裏紙を束ねた計算用紙と、極太油性マジック「マッキー」を手にして。

チラシ裏に殴り書きで(ここからは「 」は紙に書いた文字、(紙くしゃくしゃ)は書いた紙を丸めてゴミ箱にダンクシュートしています)

 

「会計士?」と書いて(紙くしゃくしゃ)

「いや違う」な。(紙くしゃくしゃ)

「なんだろう」。。。。。ん?(紙くしゃくしゃ)

本当はやりたいことなんてない、という結論が出ました。

 

今まで、公認会計士になるのが夢だと語るGO△(さんかっけー)と思っていました。

だけど実はやりたいことがなかったんだ、って気づいてショックでした。

 

(紙くしゃくしゃ)・・・・。

 

もし今、なんでも好きなことを実現できる僕がいるとして、

「カッコイイと思う仕事ってどんな仕事があるかな?」(紙くしゃくしゃ)

「バーテン、パティシエ、ミュージシャン、バリスタ、デザイナー、経営者、雑貨デザインetc・・・」

 

あれ、、、やりたいこといっぱいあるじゃん。

そうか、全部やればいいんだよ!カフェをつくって、そこで全部やろう。

一夜にして自分の方向性を決めた翌日は、初めて会計士の授業を休みました。

時間がもったいない気がして。初めて漫画じゃない本を書いました。

「カフェを開くには」という類の本を2冊。

読むのは楽しかった。ノートにイメージを書いたりして、これって勉強なのか。

だとしたら勉強ってこんなに楽しかったのか〜♪

夢に向かって進む勉強は、すげー楽しかった。

 

カフェを開くために、飲食店のバイトを4つ掛け持ちしてやってみて、意外と飲食の仕事は自由が効かないのかなということに気づいて辞めました。

そのとき、テレビで料理研究家という仕事の存在を知ります。

こんな自由でやりたいことを形にする仕事があるんだ(Φ皿Φ)クワッ

 

「料理研究家に今日からなるぞ」と腹を決め、勢いに乗った僕は人生のスローガンを決めようと思いました。食を通して地球に還元すること。地球におっきなTableをつくろう♪ 食料貧困の国も、戦争している国も皆がかこめる大きなTable、丸いTableの先には皆の笑った顔が見えるように。

今でこそ照れ臭く感じる表現ですが、今の僕につながる原点となる言葉でした。

 

そのあと10年後のなりたい自分をノートに書くという行動に出ます。

今でこそ時間管理術やビジョンをみつけるようなワークが世間でも当たり前に10年後の自分を描いてみましょう〜とやっていますが、当時はそんな情報はないし、オリジナルの発想でした。

10年後の自分と思うと、今の自分の枠を遥かに超えてなんでもできそうだと震えました。10年後に「地球におっきなTableをつくる」活動に着手すると書きました。

 

実は、今が当時の10年後に当たります。大学3年生だった頃から10年。

ちなみに1年後は新宿に事務所を置くと書いてありました。

実際は起業して府中のマンションの一室を借りました。

3年後は日本で有名な人になると書きました。

5年後は世界で活躍すると書きました。

他にもテレビをつくる、マスコミの仕事をする、など書いてありましたが、まさか料理研究家という仕事の延長線で番組のプロデューサーをしたりマスコミで仕事をするとは。海外で仕事するようになってるし。

振り返ると実現していて、10年経った今、こども料理塾クックルーをつくることになるとは、なんだかすごいことになっている気がしますね。

 

言葉にすれば夢は叶う、なんてテクニックを伝える気はありません。

でもちゃんと言葉とともに前に進んでいる自分がいました。

当時の僕に声をかけられるとしたら、「あなたが前だと決めた方向に歩き続ければ、それはあなたにとって望んだ未来に立つことだよ」って。

 

◆教育を仕事にしなくても、あなたには十分未来を変える力があると思う

ーこどもに大人が夢を語すと、こどもの瞳が輝く

このブログを読んでいる人に伝えたいのは、あなたが教育を仕事にしなくても、未来を変える力をあなたは持っているよ、ということです。

その方法は大人であるあなたがこどもに夢を話すことです。

夢を話すあなたの言葉が、あなた自身に躍動感を感じるほどドキドキするものだとしたらそれは最高。どんどん話しましょう。

あなたが夢を話すと、こどもの瞳は輝きます。

逆にあなたが義務や将来楽をするための方法を話すと、こどもはあなたを輝いた瞳であなたを見れなくなるかもしれません。僕はそうでした。

大人になるほど、勉強しなきゃいけないことや、叱られることや責任が増えるとぼんやり思っていました。こどもがぼんやり思うことって周りの大人が創り出す残像に近いものだと思います。

だったらあなたが夢を話せば、こどもの眼差しを輝く未来に向けられる。

 

ーあなたが夢を話すことは、割とマジで未来を変える力がある。

僕は誰もがマジで未来を変える力があると思います。

極論申し上げると、誰でも未来を変える能力を持ってます。

その能力を使うか使わないかは「お前次第だよ」ってことです。

 

未来をつくる側に立ってごらんよ。

どんな未来をつくりたいか、言葉にして、話さなきゃ、あなたの頭の中にしか未来はないよ。言葉にして、話すことで、相手の中に形が見えてくるでしょ。

一人でできるような夢なら誰にも言わなくても実現できるかもしれない。

でもさ、未来をつくるならさ、大人が自分一人では抱えきれないほどの夢をもってて、一緒に持ってくれる仲間を探すくらいの方がたのし〜い未来を創れるんじゃないかな。

ご飯だって、一人で食べる高級中華より、誰かと食べる安い焼き鳥とビールの方がうまいときだってあるじゃん。

 

大人が夢を話し続けること、未来を変える力は誰でも持ってる。

僕もこんな後半えらそーーに話してるけど、今はね、夢を話してる段階なんだ。

こども料理塾 クックルーを存在させるように、クックルーが生まれる前にあった僕の背景を今日は書きました。

 

放課後デイサービス こども料理塾クックルーをつくる経緯

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こんにちはヾ(´▽`)ノ

クックルーの「GOさん」こと五十嵐豪です。

ブログができて嬉しいです♪

これからこの空間に僕らの考えや体験をシェアしていくとなると一層ワクワクします。

 

「このブログを書いているのは誰なのか」が読者の皆さんにも明確に伝わるように、はじめは僕らの自己紹介となる記事を中心に書いていこうと思います。

 

時間がない人は目次だけ読んでもOK▼

◯放課後デイサービスをつくる経緯

自立できない障がい者が死ぬまで入所する施設がある

◆起業のきっかけは「進研ゼミ」

民間学童経営の難しさに挫折

ヒントは「遊び」沖縄の放課後デイサービスでの講演で道開く

発達障害って特別じゃない。誰でもなり得る。あっても大丈夫。

 

放課後デイサービスをつくる経緯

自立生活できない障がい者が死ぬまで入所する施設がある

僕は東京・福岡でコーチングというコミュニケーションのトレーニングを受けていました。

コーチングとは諸説ありますが、ここでは「人を力づけ、機能させるコミュニケーション」と捉えていただければ幸いです。

同じくコミュニケーションを学ぶ同期の仲間で食事に行ったときのことです。

メンバーは障がい福祉の仕事をするYさんと、産業廃棄物処理の仕事をするTさんと僕でした。

 

Tさん「うちの会社で、得意先に大きな企業があるのですが、その会社が法的に雇うべきな障がい者人材をうちの会社に丸投げされているんですよね。その子たちの話を聞くと親と生活していないと生きていけないんじゃないかなって心配になったんですよ。障がい者で働き先は増えたけど、その子たちは親に先立たれたらどうなっちゃうんですかね。」

 

Yさん「Tさん、僕は前職に障がい者の子達が死ぬまで入っている施設で働いてたの。親に手放されたり先立たれたりして、その子たちが望んで入った場所じゃない。夜なんかも大変でね、僕はそういう子たちが、一人で暮らせなくなる前の段階で自分ができることをしたいと思って今のNPOをつくったんだ」

 

僕はこの会話の中にいて、自分も何かできないかと思いました。

実際に施設で働いていたYさんの言葉は、自分もその場にいるかのようなリアリティがありました。

僕は当時から料理がこどもたちの自発性やチャレンジ精神や創作意欲をわきたてるということについて探究していたので、その会話の場で持ち出しました。

自分が今まで料理研究家として培ってきた料理とコミュニケーションの探究を社会の役に立たせたい、そう伝えました。

するとTさんからも、Yさんからも、それは素晴らしいと賛同いただき、Yさんからは沖縄の施設で講演する機会を作っていただきました。

それまで「こども料理塾」は健常者のこども向けに始めたいと思っていたのですが、世の情勢を聞いて、障がいをもつ児童と一緒に料理をするという新しい世界に飛び込むきっかけが生まれたのです。

 

◆学生起業のきっかけは「進研ゼミの付録」

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僕の話になります。

僕が小学校の頃、進研ゼミをやっていて、付録の小冊子に興味を惹かれました。

「人間はこんなにゴミを捨てているだよ」

「蛇口をひねると水が出てくるけど、本当は有限だったり水がない国もあるんだ」

イラストや写真付きで分かりやすく社会問題について知った僕は、ゴミの分別を始めたり、水を節約してみたり、自分ができることをしてみました。

将来は地球温暖化を止めたいとボンヤリ思っていました。

 

そんなことも忘れて育ち、専修大学経営学部に入りました。

経営ってなに、会社を経営する学部なんて知ってたら選ばなかったかもしれません。

僕は附属高校からの仲良い友達が経営に皆行くから、慌てて経営学部を選びました。

経営の初めての授業、恩師の笠原伸一郎教授に、3つのことを学びました。

 

1・経営は夢を実現させる学問です

2・明日役に立たなければ、それは学問ではない

3・経営の着地点は社会貢献です

 

これを聞いた時、経営っておもしろいかもしれないな。と思って興味が出ました。

いつの間にかこんなに勉強したことないってほど夢中になり、食を通した地球への還元をしたいと考え大学4年次の4月に所持金4万円で開業届けを出し、料理も社会も未経験のまま料理研究家になりました。

 

障がい福祉の課題を知ったのは、21歳だった当時から、8年が経ったころ。

会社の社長を妻の五十嵐ゆかりに引き受けて頂き、僕は会長となって業務から離れて新しいチャレンジをしようとしていました。

 

民間学童経営の難しさに挫折

社会事業の支援をしている友人から「豪さんの取り組みはアフタースクールがいいかもしれない」というアドバイスを頂きました。

アフタースクールってなんぞ?と話を聞いてみると、民間運営の学童保育事業でした。

そうか、アフタースクールについてもっと知りたい!と思い、友人から福祉事業に取り組む経営者の方を2名紹介して頂きました。

 

「やめた方がいい。」

真顔でハッキリと、明確に、人には話さないようなリアルな体験を話して頂きました。

初対面の僕に、本気で話を聴いていただき、本気で体験を伝えてくれ、意見をくださったことをとても感謝しています。

 

僕は自分が「やるぞ」と決めたことは、ひたすらチャレンジしてみるのですが、アフタースクールは「光が見えた」と思った矢先に道が閉ざされてしまったような気持ちになり、挫折感を味わい、無になりました。

 

ヒントは「遊び」 愛知と沖縄の講演で道開く

ヒントは「遊び」でした。そのヒントは東京ではなく、愛知と沖縄にあったのです。

僕は仕事で「全国の食や地域の活性を力づける」というテーマで全国をフィールドに講演やコンサルティングやレシピ開発などをしています。

愛知では愛知県春日井市に、地元を日本一幸せな町にするという想いで事業をしている建設会社がありました。

はじめは僕が開発した「大盛りダイエット」をテーマに講演をするという依頼だったのですが、社長の想いに耳を傾けていると、親子や夫婦で参加できるような、一緒に料理をつくることで幸せな春日井をつくる料理サロンをひらくことを提案させて頂きました。

 

そこは奇跡の連続でした。

参加者の中に、思い通りに行かないと泣いたり叫んだりして暴れるこどもがいました。

お母さんはそのこどもの姿勢に諦めて、一人で料理をしていました。

僕は三重の生産者アドバイスツアーの出張から、その足で愛知入りしていたので、珍しい形のミニトマトを持っていました。

ブドウの房のように連なってなるそのトマトの実は見た目も華やかでかわいいので、参加者の皆に振る舞いたいと思っていました。

ミニトマトを皆に披露すると、お母さんたちから「お〜!」という声が起き、綺麗な房の取り方を僕が教えると我先にとこども達はトマトに群がりました。

すると暴れていた母さんから「うちの子、トマトは絶対食べないのに、3こ食べたんです。」と驚いて信じられないような表情で、それでいて嬉しそうにされているのを見て、僕もうれしかったです。

 

他にも料理を食べ終わってから全体で振り返って気づいたことをシェアする時間を作ったところ「うちのこどもは、料理とかできない、って思ってたんですけど、すごいできててびっくりした。」という声があがりました。

 

夫婦でご参加されていた旦那さんがいました。

話をしていると「うちは仕事と家事は完全分業なんです。」と言われていました。

一連の料理をつくってみての感想は「料理ってこんなに大変なんですね。」と気づいて奥さんに「ありがとう」を伝えていました。仕事だけしていたら一生気づけない奥さんの素晴らしい仕事の価値に気づかれたことを僕も嬉しく見ていました(^^)

 

沖縄の放課後デイサービスで料理セミナーに登壇したときも奇跡の連続でした。

事前にデイサービスを下見する機会を頂きました。

発達障害のこどもと出会うのは初めてで、テレビに出たり人前で講演するときの緊張とは違った質の不安が混ざった緊張感を感じていました。

初めてこども達と接した感想は

 

色んなこどもがいる(´▽`)ノ

 

拍子抜けした感じがありました。

障がい者と言われる方と接した機会がなく、発達障害という言葉に”なんか重たい感じ”の印象を持って未知の不安に感じていました。

実際一緒に餃子をつくって食べていると、なんてことない。

包丁を使いたい、ドキドキするけどホットプレートで餃子を焼いてみたい。

こども達のもつキラキラした弾む心がまるで目に見えているような、僕までエキサイティングな気持ちになって一緒に色んな形の餃子をつくって遊んでいました(・ω・o)

 

みんなの輪に入れない子もいる

みんなの流れに必死についていこうとする子もいる

大人のスタッフの方にトゲトゲしい暴力にも似た言葉をぶつけてしまう子もいる

話を聞いて欲しくて仕方がない子もいる

部屋の隅にあるテーブルの下に潜ってずっとゲームをしている子もいる

 

本当に色んなこどもがいます。

翌月、料理セミナーの本番に沖縄へ行きました。

結果は大盛況。

 

ここでもたくさんの奇跡が起きていました。

トマト嫌いで絶対食べないというこどもも、トマトが一人4個分は入っている「トマトだけカレー」というメニューを完食していてお母さんはうれしそうにしていました。

6歳の男の子も果敢に包丁や火にチャレンジしていました。

僕が絶対怪我しない包丁講座をデモンストレーションすると、こども達、目をキラキラさせてみてる。こういう危険な(?)遊びの方がこどもっておもしろがるよね。

普段こどもと話す機会がなかったというお母さんから、料理でこどもと話す機会がつくれてよかった。本当は話したかった。後日一緒に料理をつくってみた。と報告の連絡を頂き、あ〜本当にやってよかったなぁと伝えてくれたことに心から感謝が湧きました。

 

こども達ってすごく素直で、何かやりたいと思ったら自然と行動しているなって感じます。それを大人が止めちゃう。危ないから、お前には早いから、これはあなたがやることじゃないから、色んな理由をつけて止めちゃう。これはもったいないと思う。 

 

こどもが本来持ってる色んな物事に挑戦する力、行動する力、好奇心を生み出すバイタリティ、観察力、ぜーんぶ解放させてあげたいな。

包丁も使おうぜ。火も使おうぜ。色んな道具も技も覚えて使おうぜ。

本当はいっぱい試してみたいことがある。

やりたいことを自由にさせてくれるのってゲームの中だけ。ゲームの世界に大人はいないから、だからゲームの世界に行っちゃうんじゃないかなぁ。 

 

発達障害って特別じゃない。誰でもなり得る。あっても大丈夫。

 僕が沖縄の放課後デイサービスで感じたのは、発達障害って特別じゃない。

障がいという言葉に、障がいというリアルを知らない人が、何か自分ではわからない扱えないテーマのような不安さを感じているのかもしれない。

僕はそうでした。でも一緒に遊んでみると、ちょっと情緒的感情の振れ幅が大きかったり、自分を集団の中に存在させられなかったり、個々に違いはある。その上で遊んでみて全然不安なことなく一緒に料理できたりするし、おいしいものをおいしいって言えるし、美味しい料理だってつくれるようになる!

 

一方で誰でも障がい者になり得ると感じました。

例えば真面目な職種についている両親が、こどもに勉強しろ、早く寝ろ、風呂入れというようなシツケという指示命令で、こどもに考える暇を与えさせないほどの頻度で飛び交うと、こどもは自分が自分でいられなくなって、心に障がいを持ったりおかしくなることは十分に起こり得る。

障がいを認定されるかどうかに関わらず、親や教師からの指示命令に従順にさせられて育ったこどもは、自分は自分のままではダメなのかなと人との関係をつくるのが苦手になったり、他人を意のままに操ろうとしたり、思い通り行かない時は怒って手がつけられなかったり、ちゃんとそうなるように育てられたこどもも多いような気がします。

 

僕は料理がこどもに自由さ、自発性、想像力、意欲を誘発するものと確信しています。

こどもがワクワク料理を楽しみながらつくることを通して、大人になって自立した生活に本当に必要な教養やスキルを身につけられる場をつくりたいと思っています。

 

熱く語ってしまいましたが、そんなクックルーがあることによって、一人でも多くのこども達に自由さと世界の楽しさを伝えたいなって思います(^o^)/

 

初めまして!クックルーです

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初めましてヾ(´▽`)ノ

こども料理塾 クックルーの「GOさん」こと五十嵐豪です。

今日はクックルーが生まれて初めてのブログ1記事目、この世界にご挨拶したいと思いました(^o^)/

 

こども料理塾クックルーって?

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こども料理塾クックルーはこどもがワクワク料理をしていたら、大人になって自立した生活に必要な教養やスキルを身につけちゃった*という放課後デイサービス事業所です。

 

クックルーブログが目指すこと

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(写真は沖縄の放課後デイサービスぺあさぽーとさんで出張料理セミナーのとき)

 

こども料理塾クックルーのブログでは、こどもがワクワクしながら料理に夢中になる*という体験を通して、チャレンジ精神や想像力や創作意欲やコミュニケーションの感性が育ち、人の痛みを感じ取ったり、アクティブに物事に取り組んだり、人との協調共存を自発的に生み出す、そんなこどもたちが大人になったらきっと世の中は居心地よくて楽しい、気持ちの良い世界になるんじゃないかと思うのです。

ブログを通してそんなきっかけづくりを発信したいと思っています。

お子さんがいる方も、そうでない方も、このブログや、このブログを読んだ人を通して僕らと出会った方が、こどもたちが伸び伸びと楽しくチャレンジする世界を僕らと一緒につくりたい、応援したい、とそう思っていただけたら嬉しいです(^^)

 

放課後デイサービスって?

放課後デイサービスって言葉を初めて聞いたという人も多いかも?

放課後デイサービスは「障がいをもつ児童が通うデイサービスの事業所」です。

デイサービスというと介護福祉で聞かれることと思います。

日帰りでレクリエーションや食事などを受けられる国の福祉サービスです。

 

放課後デイサービスは医師から障がいを認定された児童(小学生〜高校生)までがサービスを受けられ、不登校児童の居場所として提供されていたり、運動や芸術など習い事としての機能を提供されている事業所が全国にあります。

 

 

クックルーはまだ事業所がありません。創設準備中です(^o^)/

このブログを通してクックルーで働きたいというサービス管理者や看護師や保育士さんと出会えたら嬉しいし、うちから通える場所にクックルーをつくって欲しいという人が僕たちにアクセスしてくれたら、僕らはもっと広い世界でクックルーの想いを伝えられて嬉しいです。

あとはこどもと一緒に料理をつくるときの相談事や、発達障害についての相談事など、読者の方の声と向き合って一緒に、障がい者、健常者という区別があっても”差別”がない社会をつくることができたらこれほど嬉しいことはありません!

どんどん発信していきたいと思います♪

温かく見守っていただき、ときにご声援いただけたら幸いに思います('-'*)