こども料理塾 クックルー

こども料理塾クックルーのブログです。こどもがワクワクしながら料理を作ることで、大人になってから自立した生活をするために必要な教養やスキルを身につけちゃう*そんな場をつくっています。

【求人】こどもと一緒に、楽しく生活に基づいた発達訓練を探究する指導員

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こんにちはヾ(*°▽°*)ノ 

こども料理塾クックルーのGOさんこと五十嵐豪です。

今僕はクックルーを一緒につくるスタッフと出会いたいと思っています。

 

僕は元々福祉業界は素人、右も左もわからない状態からスタートして、事業計画を立てて借り入れしたり物件決めたりするのも初めてです。

たくさんの方のお力添えを頂き、療育と発達について学び、理想的な物件も決まり、内装事業者さんも決まり、地元の信用金庫さんからお力添え頂き、地元中野区の方々に応援頂けるようになりました(ノ*゚▽゚)ノ 

これは並行してしっかり取り組みます。

そしていよいよクックルーの一番の肝どころ、料理の発達訓練プログラムを一緒につくる「指導員」として、一緒に場を育てていくスタッフとの出会いを探しています。

今日は求人のお知らせですヾ(*°▽°*)ノ

 

◆こども料理塾クックルーとは

◆クックルーがつくりたい世界

◆クックルーが大事にしていること

◆クックルーのスタッフ

◆クックルーの1日

◆サービス管理者の仕事

◆一緒に働きたいと思っている人物イメージ 

◆雇用条件

 

◆こども料理塾 クックルーとは

 

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こども達が「安全に料理で遊びながら」チャレンジ精神や集団生活における協力関係や創作意欲など自立生活に必要な教養やスキルを学べる障害児童デイサービス事業所です。

チャレンジドの(障がいをもつ)こども達は包丁や火は「危険なもの」と教えられています。

しかし自立生活に自炊能力は欠かせません。

自炊能力がないと衣食住において依存を生み出し、社会との共依存を作り出す危険があるとクックルーは考えます。 

料理で楽しく遊ぶ場を作ることから障がいを特別視することなく依存を作らない社会をつくることがクックルーのビジョンです。

 

◆クックルーがつくりたい世界 

私たちはこどもがワクワクしながら料理をつくる障害児童デイサービスを通して、こどもたちと「自分らしく生きる力」を見つけたいと思います。

こどもが楽しく料理を学ぶとこんな力が身につきます。

●「ご飯の支度ってこんなに時間がかかるものなんだ」 作り手へ感謝の気持ちが湧いてくる

「トマトが嫌いだったはずなのに3つも食べた」 苦手な食べ物の美味しさを感じる

「食べなきゃ、作らなきゃ」ではなく「食べたい、作りたい」主体性が身につく

「ここは私がやりたい」初めてのことも果敢にチャレンジする。失敗してもよく見て学ぶ。

「作ってくれてありがとう」の言葉にやり甲斐を感じる。料理をつくる価値を見出す。

人と一緒につくることで「責任」「パートナーシップ」「役割をみつける」感性が育つ

 

まだまだ、たっくさんの自分らしく生きるパワーが湧いてきます。

 

◆クックルーが大事にしていること

自由にのびのびと楽しく安全に失敗できる環境づくり 

●うまく作るのは忘れて!楽しく自由につくろう。

散らかしてもいい、こぼしてもいい、器用につくるのは上手くなれば誰だってできるようになります。

料理を楽しんでいればうまく作るようになるのは遅かれ早かれできるようになる。

こどもの好奇心や才能の芽を伸ばします。

調理には紙製品やシリコン製品を使うことで落としても割ることなく、安全に失敗できる環境をつくります。

 

●切り傷も火傷も痛いだけで治るし怖くない。

後遺症が残るような大きな怪我をする前に、小さな失敗を重ねることが大切です。

包丁づかいも「たまねぎ」を切って指を落とす子どもはいません。

「カボチャ」のように力が必要な硬い食材を切るときに大きな怪我をする可能性はあります。

フライパンでお肉を焼くときに後遺症の残る火傷はありませんが、揚げ物をひっくり返すと皮膚がただれる恐れがあります。

切りやすい食材から包丁づかいのコツや、どうしたら怪我をしないかを体験して試しながら料理することで、失敗を恐れずチャレンジすることができる環境をつくります。

*お子さんの怪我について同意書をご用意し、承諾頂いた方のみサービスを受けて頂けます。

 

●ママゴト遊びも、手先のトレーニングも、社会的規範も遊びながら身につく

0〜6歳のこどもは火や包丁は使いません。茹でた枝豆をプチプチと鞘から出して綺麗に並べて絵を描いてから食べるというトレーニングを通して、身支度を自分でできるようになるための手先のトレーニングや社会的規範、創造性や味覚を含む5感がフルに使われ、様々な感性が一度に働く高度な療育になります。

「意図的に」 食を通したトレーニングプログラムを組むことで自分らしく暮らすための力がどんどん湧いてきますヾ(*°▽°*)ノ

 

●片付けは自分で。

調理中は散らかしても、こぼしてもOK。

汚れたら自分で拭いたり、台を磨いたり、漂白剤を使ってみたり、終わった後に水拭きしたり、ゴミを捨てたり、片付けの時間も調理の時間同様に大事な時間として環境をつくります。

 

◆クックルーのスタッフ

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クックルーは株式会社フードクリエイティブファクトリー(FCF)が運営します。

スタッフは皆、岸英光氏、松本真紀子氏の人を力づけるコミュニケーションの技術「コーチング」の研修を受けており、安全な言葉の空間をつくっています。

僕たちが考える安全な空間は、どんなことを話しても取り乱すほど怒り狂ったり、無視したり、関係を切ったりすることはしないということにメンバーが同意していて、秘密や後ろめたい事や失敗を話してもOKとしている空間です。

 

私たちが掲げている理念は

● 食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しくする

● 従業員が安心してイキイキと働ける職場をつくる

クックルーもこの理念からできています。

 

一緒に働くメンバーを紹介します。

 

代表者

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五十嵐豪(GOさん)

今までにないような革新的で、最高に楽しくて、社会にとっても素晴らしい放課後デイをつくろう。放課後デイサービスってどうしても助成金で運営する事業になるけれど、こどもの頃から料理を楽しく皆でつくる教育を受けられることで、そのこどもたちが大人になって自分らしく生きる力を養えたら、生涯に必要な助成金って減らせるんじゃないかと思うんです。クックルーの存在が誰にとっても意義のある存在になるように、この場を一緒に作れる人と出会えたらこれほど嬉しいことはありません(^o^)/

 

 

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五十嵐ゆかり

 『こどもがワクワク料理をしていたら、大人になって自立した生活に必要な教養とスキルを身につけちゃった!』これがこども料理塾クックルーが目指すところです。 こども達がこども料理塾クックルーで過ごす時間は、人生の中ではほんの一部。 でも、そのほんの一部の時間がこども達の自立した生活につながっていく力付けとなることを信じて私たちは取り組んでいきます。 私は幼少期に伯母と一緒に料理を作った経験から料理が大好きになり、今は料理研究家の仕事をしています。あの頃の体験がなければ、料理の仕事には就いていなかったかもしれません。こどもの頃の体験はその時の体験のみで終わらず、未来につながっていくものです。こどもがもつ限りのない可能性を広げるお手伝いができたらしあわせに思います。 目指すところは、『こどもがワクワク料理をしていたら、大人になって自立した生活に必要な教養とスキルを身につけちゃった!』です。そんな、こども料理塾クックルーを一緒につくって頂ける方を募集しています^^

 

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河瀬璃菜

「大切な人との暮らしをもっと楽しく」を意図として活動している私たちですが、こども料理塾クックルーを通して、お子様の発達障害に一人で悩んでいる親御さんたちの現在の不安やお子様の将来の不安などが「これでいいんだ」に繋がることを意図して取り組みたいと思います。そして一人でも多くのこどもたちが、料理を通して発見や驚きや、感動、楽しさなどたくさんの喜びを感じて、自信を持って社会に出る準備を一緒に出来れば嬉しく思います。

 

◆クックルーの1日 

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◆指導員の仕事

●保護者の方との面談

…「一人でトイレができるようになりたい」「ほかの子とコミュニケ―ンを取れるようになりたい」など、保護者の方が希望する支援内容をヒアリングします。

  

●こどもの発達支援

…こどもと触れ合いながら成長を支援していきます。

 

●こどもの送迎

…施設を利用する子どもをクルマで学校までお迎えにいったり、家までお送りすることもお任せする仕事の一つです。

 

ブログ

…クックルーの取り組みや想いを伝えるブログを運営します。

 

遊び・イベント

…こどもたちと遊んだり、イベントを企画したりします。自分が楽しんで遊べる企画が一番!

 

クックルーは放課後デイサービスの運営経験がありません。

僕が尊敬している沖縄県の放課後デイサービスのNPO法人ぺあさぽーとの山城健児さんからクックルーの理念に賛同頂きまして、アドバイザーとして関わっていただくことになりました。

業務についてはオープンまでにぺあさぽーとさんからの監修を頂くことになりますので、障害福祉未経験の方でも安心して面談にいらしていただけましたら幸いに思います。

 

美味しいごはんが毎日食べられますヾ(o´∀`o)ノ

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朝はおにぎりを食べながらミーティング

ランチはまかない料理

ぬか漬けをつくったり、梅しごとや、味噌づくり、いくら仕込み、栗の渋皮煮など料理には生活の知恵がたくさん。こどもと一緒に楽しみましょう。

 

 

社員全員が料理本を出版! 従業員は自分らしくイキイキと活躍しています

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料理本を出版したり、テレビに出たり、ラジオで話したり、インタビューに応えたり、自分らしくイキイキと働いています。

大人が自分らしくワクワクしながら生きてないと、こどものワクワクする未来はつくれないと僕は考えています。

 

 

畑に行ったり、工場見学に行ったり、食の現場を見て生きた学習♪

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食の現場って毎回驚くほど学びがあります。

畑や工場や土地によって全然違う風景。

生活するためにマストではありませんが、「豊かな心」を育むってこういう体験による気づきが人を成長させてくれるんだなぁと思います。

 

沖縄で遊べますヾ(・ω・o)

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クックルーをサポートしていただく沖縄のぺあさぽーとにも研修に行きます。

「遊ぶことしか考えてない」「自然だけで何もなくても遊べる」という言葉が僕にとって衝撃だった海山遊びの天才の山城さんと一緒に沖縄で研修するので、遊びの中から障害福祉の素晴らしいヒントを得られることと思います。

  

◆一緒に働きたいと思っている人物イメージ 

私たちが一緒に働きたいと思っている人は、

● 新しい物事に取り組むときにワクワクしちゃう人ヾ(´ω`=´ω`)ノ

● 価値観に固執をもたない《素直さ》 

● 大事なことなのでもう一度言うと《素直さ》です

● 年齢や経験やスキルや健常/障害に《比較をしない》で関わる 

スキルや経験はクックルーと一緒に育っていくものと思います。

  

◆雇用条件

<必須条件>

指導員の必須資格はありません。

保育・介護・障害相談などの実務経験を持つ方を優遇します。

 

<任意条件>

年齢:問いません

性別:問いません

給料:25万円〜(社会保険加入) 

福利厚生:交通費支給あり、朝昼食補助あり

勤務地:東京都中野区鷺宮駅より徒歩3分(予定地)

休暇:週休2日

 

◆最後に

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最後までお読みいただきありがとうございますヾ(´∀`○)ノ

僕は料理研究家として独立して9年、社会事業に取り組むことが学生時からの夢で、フードクリエイティブファクトリーも「食からできる社会のコト」を探究してきました。

10年かかって、ど真ん中のこども料理塾クックルーが動き出しました。

めちゃくちゃ楽しみだし、どんな人と一緒に、自分らしくイキイキと生きる力をこども達と育めるだろう。障害者と健常者の区別はあっても”差別”のない社会をつくるという大きな船出の第一歩と思っています(^^)

 

福祉分野はど素人です。

事業計画を立てて借り入れするのも初めてでしたが、福祉施設の報酬や規定をみて、これは運営会社のリスクや福祉に関わるスタッフの暮らしを考えると、運営が厳しい規定だな。と感じました。

福祉分野で暮らす方の雇用環境は、国の規定や政策方針にアプローチしないと、福祉分野は大切なのにとても住みにくい世界になってしまうかもしれないと危機を感じました。素人だからこそ感じたことと思います。

僕は大切な人との暮らしを楽しむ人を増やしたいという想いからFCFをつくっていますが、クックルーは働くスタッフの方皆の暮らしを大切にした環境を作りたいなと思いました。

クックルーを作る際に決めた「常勤社員5名で運営」なんてクレイジーに感じるかもしれません。

飲食店で例えるとホールからキッチンスタッフ全員「社員」という配置です。

社会保険があるんだもの、暮らしに安心できていいじゃない。パートタイムスタッフの方が急に来れなくなって、当日に代打出勤ということがないようにしたい。

あとは一緒にクックルーをつくることに、自分ごととして入ってくれる方と僕は一緒に働きたいです。一緒に福祉の世界に素敵な変化を起こしましょう。皆が居心地よく働ける社会をつくろう。

 

僕らと同じ方向に向かって、一緒に自分たちが最高!って思える世界をつくる人募集!

障害者と一緒に手を取り合うコトは「特別な経験が必要」なんてことないということを、僕は沖縄の放課後デイサービスで学びました。

一緒に新しい世界をつくろう!

 

◆問い合わせ先

info@foodcreativefactory.com

経歴書をEmailに添付の上、あなたがクックルーを通して得たいことを語ってください。どんなお問い合わせにも僕が対応させていただきます。

指導員はクックルーの想いから、療育の質に転換するとても大切な仕事です。これから常にこのページで募集しています。

一人でも多くのこども達が、料理をワクワク楽しむことで自分らしく生きる力を身につけることを意図して、ご応募をお待ちしています。

応募はしないけど、何か力になりたい、という方もEmailでコンタクト頂けましたら幸いに思います(^o^)